報道発表資料

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1999年05月25日

自然環境保全審議会野生生物部会の答申について

自然環境保全審議会野生生物部会が5月27日(木)午後2時から開催され、 環境庁は次の2案件を諮問する。
1.保護増殖事業計画の策定について
(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律に基づく諮問)
2.狩猟鳥獣の捕獲の禁止の変更について
(鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律に基づく諮問)
 なお、上記2件の諮問案件については、当日答申がなされる予定である。

1.保護増殖事業計画の策定について

 絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律に基づき、国内希少 野生動植物種であるオオトラツグミ(主として鹿児島県奄美諸島に生息)及びアマミヤマシギ(主として鹿児島県奄美諸島及び沖縄県に生息)について、保護増殖事業計画を策定する。

*今回の策定により、計19種の国内希少野生動植物種について保護増殖事業計画が策定されたことになる。

2.狩猟鳥獣の捕獲の禁止の変更について

 鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律に基づき、クマの捕獲禁止の期間の延長及びメスジカの捕獲禁止をする区域の変更を行う。

添付資料

連絡先
環境庁自然保護局野生生物課鳥獣保護業務室
課   長 :森 康二郎(6460)
 室   長 :守口 典行(6470)
 案件1担当:植田、樋口(6464)
 案件2担当:半田、高橋(6472)