報道発表資料

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1999年12月01日

自然環境保全審議会自然公園部会小委員会の開催について( 陸中海岸国立公園 及び 伊勢志摩国立公園 の公園区域及び公園計画の変更 並びに国立公園事業の決定,変更及び廃止に係る諮問)

環境庁長官は,12月1日(水)付けで自然環境保全審議会(小野勇一会長)に 対し,陸中海岸国立公園及び伊勢志摩国立公園の公園区域及び公園計画の変更並びに 国立公園事業の決定,変更及び廃止について諮問を行う。本件諮問については, 12月6日(月)に開催される同審議会自然公園部会小委員会において審議され, 同日付けで答申される予定。

 今回の自然環境保全審議会自然公園部会小委員会への諮問案件は,以下のとおりで ある。

1.諮問第9号陸中海岸国立公園の公園区域及び公園計画の変更について
  (自然公園法第10条第1項及び第12条第1項の規定に基づくもの)

  陸中海岸国立公園においては,鵜ノ巣断崖頂上部でのアカマツ林の風致保護強化の ため公園区域の拡張を行うとともに,区域線の明確化のため,川原川河口部において 必要最小限の変更を行う。また,適正な利用を促進するため,宿舎計画の追加を行う とともに,利用の実態上必要性に乏しい利用施設計画の削除を行う。(資料1参照)

2.諮問第10号伊勢志摩国立公園の公園区域及び公園計画の変更について
  (自然公園法第10条第1項及び第12条第1項の規定に基づくもの)

 伊勢志摩国立公園においては,平成5年3月の伊勢自動車道開通等の社会情勢の 変化にかんがみ,区域線の明確化のため,必要最小限の公園区域の変更を行う。風光 明媚な鳥羽湾に浮かぶ答志島の保護強化を図ることが必要な地域については,地種 区分の格上げを行うとともに,伊勢市内において市街化が進行したため風致価値が 著しく減少した地域の格下げを行う。また,適正な利用の促進を図るため,答志島等 において利用施設計画の追加を行うとともに,利用の実態上,将来的に整備の見込み の乏しい利用施設計画について削除を行う。(資料2参照)

3.諮問第11号国立公園事業の決定,変更及び廃止について
  (自然公園法第12条第1項の規定に基づくもの)

 利尻礼文サロベツ国立公園等,14の国立公園において,計57件の国立公園事業 の決定,変更及び廃止を行う。(資料3参照)

添付資料

連絡先
環境庁自然保護局国立公園課
課 長 :小野寺 浩(内線6440)
 担 当 :後藤 乙夫(内線6444)
 TEL   :03-3521-8278