報道発表資料

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2012年11月26日
  • 大気環境

「航空機騒音測定・評価マニュアル」の作成等について(お知らせ)

 環境省では、「航空機騒音に係る環境基準」を一部改正(平成19年12月17日環境省告示第114号)したことから、平成21年7月に航空機騒音の新しい評価指標である時間帯補正等価騒音レベル(den)での測定・評価方法の具体的な手順等を記述した「航空機騒音測定・評価マニュアル」を発行したところですが、今般、同マニュアルの内容を拡充した「航空機騒音測定・評価マニュアル(平成24年11月)」を作成しました。

1.経緯

 航空機騒音に係る環境基準の一部を改正する告示(環境省告示第114号)が平成19年12月17日に公布され、平成25年4月1日から施行されることとなっています。これにより、平成25年4月1日以降は、航空機騒音の評価指標が最大騒音レベルと航空機の機数に基づく評価である「WECPNL」から、時間帯補正等価騒音レベルである「den」に改正されることとなっています。環境省では、平成21年7月28日に、環境基準の改正後における航空機騒音の測定・評価方法を行う場合の具体的な手順等を記述した「航空機騒音測定・評価マニュアル(平成21年7月)」を発行したところですが、今般、同マニュアルの内容を拡充した「航空機騒音測定・評価マニュアル(平成24年11月)」を作成しました。

2.概要

 主な拡充内容は次のとおり。

  • マニュアルの構成見直し(本文、附録、参考資料の3部構成)及び用語の拡充
  • マニュアルによる測定・評価の対象の明確化
  • 特殊な場合の処理事例の拡充

3.その他

1)
当該マニュアルを制定したこと及び今後の航空機騒音の測定・評価については当該マニュアルによることを、本日付けをもって都道府県、政令指定都市に対し周知しました。
2)
当該マニュアルは下記のURLからダウンロードが可能です。
https://www.env.go.jp/air/noise/airplane/manual.html
3)
以下の旧マニュアルは平成25年3月31日で廃止します。
・「航空機騒音監視測定マニュアル(昭和63年7月)」
・「航空機騒音測定・評価マニュアル(平成21年7月)」
連絡先
環境省水・大気環境局自動車環境対策課
直通  :03-5521-8303
代表  :03-3581-3351
課長  :森下 哲  (6520)
審査官:田木 一也(6523)
担当  :和氣 秀晃(6523)