報道発表資料

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2009年08月07日
  • 再生循環

「ペットボトルリユース実証実験結果の取りまとめ」の公表について(お知らせ)

 環境省では、ペットボトルを始めとした容器包装について、特にリユースの促進やデポジット等の活用による循環的な利用の促進について検討するため、ペットボトルを始めとした容器包装のリユース・デポジット等の循環的な利用に関する研究会の中間取りまとめ(平成20年7月)を踏まえ、ペットボトルリユース実証実験を平成20年8月から実施してきたところです。
 今般、これらの結果を取りまとめ、ペットボトルのリユースについて現時点での取りまとめを行いましたので、お知らせいたします。

 ペットボトルを始めとする容器包装の3Rについて、容器包装リサイクル法に基づく「リサイクル」は一定程度進展してきましたが、循環型社会を形成していくとの観点からは、更なる廃棄物の発生抑制と環境負荷の低減を図る必要があります。
 このため、平成20年3月に「リユース」や「デポジット」の導入について検討する「ペットボトルを始めとした容器包装のリユース・デポジット等の循環的な利用に関する研究会(座長:安井至国連大学名誉副学長、東京大学名誉教授。以下「研究会」という。)を設置し、検討を行ってきました。平成20年7月には、「中間取りまとめ~ペットボトルのリユースについて~」がまとめられ、その中で、ペットボトルのリユースについて、販売・回収・洗浄に係る実証実験や、消費者の誤用に係る実証実験を実施し、更なる検討を行うべきとされたところです。
 これを踏まえ、平成20年8月以降、実証実験を実施し、環境負荷分析や消費者に対するアンケート調査を行いました。今般、これらの結果を取りまとめ、ペットボトルのリユースについて現時点での取りまとめを行いましたので、お知らせします。

検討体制

・安井 至(座長)
国際連合大学名誉副学長、東京大学名誉教授
・浅利 美鈴
京都大学環境保全センター 助教
・織 朱實
関東学院大学法学部 教授
・西川 秋佳
国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 病理部長
・林 英一
PETボトルリサイクル推進協議会 リターナブル分科会委員長
(日本コカ・コーラ(株) テクニカルコマーシャリゼーション パッケージグループ グループマネジャー)
・松永 和紀
サイエンスライター
・馬奈木 俊介
横浜国立大学経営学部 准教授
・森口 祐一
(独)国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター長
・若森 資朗
パルシステム生活協同組合連合会理事長

添付資料

連絡先
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室
直通 03-5501-3153  
代表 03-3581-3351  
室長 上田 康治(6831)  
室長補佐 平尾 禎秀(6823)  
担当 村上・九反田(6854、6823)

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