報道発表資料
2023年01月27日
- 自然環境
野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルス保有状況調査(定期糞便採取調査)の結果について(令和4年12月分)
環境省では、野鳥における高病原性鳥インフルエンザのサーベイランス(監視・調査)の一環として、野鳥の定期糞便採取調査を実施しています。
全国52か所(各都道府県で1か所以上)で、渡り鳥の渡来初期に当たる時期(10月~12月)を中心に野鳥(ガンカモ類)の糞便を採取し、ウイルスの保有状況を調査しています。
令和4年12月に実施した同調査では、高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されませんでした。
全国52か所(各都道府県で1か所以上)で、渡り鳥の渡来初期に当たる時期(10月~12月)を中心に野鳥(ガンカモ類)の糞便を採取し、ウイルスの保有状況を調査しています。
令和4年12月に実施した同調査では、高病原性鳥インフルエンザウイルスは確認されませんでした。
1.調査の概要
- 環境省では、都道府県の協力を得て、野鳥が海外から日本に高病原性鳥インフルエンザウイルスを持ち込んだ場合に早期発見すること、野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を把握することを目的として、野鳥(ガンカモ類)の糞便採取調査を実施しています。
- 具体的には、全国52か所(各都道府県で1か所以上)で、渡り鳥の渡来初期に当たる時期(10月~12月)を中心に野鳥(ガンカモ類)の糞便を採取し、ウイルスの保有状況を確認する調査を各箇所1回以上実施しています※。
- 今回の結果は、令和4年12月に実施した調査分となります。今後、令和5年1月の調査結果を公表予定です。
※ 上記の各箇所1回の調査に加え、1月~4月に任意で実施している調査地点があります。
2.調査内容(令和4年12月分)
19県で1,790個の糞便を採取(詳細については、別紙参照)
3.検査結果
採取した糞便について、高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を検査した結果、全て陰性でした。
※ 本調査で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された場合、「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」に従って野鳥監視重点区域の指定等の対応を行います。
※ 本調査とは別に環境省が実施している死亡野鳥等調査、環境試料等調査、また、大学・県が独自に実施している糞便採取調査、環境試料等調査において、令和4年12月は計59例の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されました。詳細につきましては、下記環境省のホームページを御覧ください。
参考情報
環境省のホームページでは、高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/index.html
「野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る対応技術マニュアル」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/manual/pref_0809.html
連絡先
環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8285
- 室長
- 東岡 礼治
- 室長補佐
- 村上 靖典
- 専門官
- 庄司 亜香音
- 担当
- 兼松 賢人