報道発表資料
今回の認定により、全国のUNDB-J認定連携事業は163件となりました。この度認定した第15弾の事業は、本年3月に認定した第14弾とともに、来年1 月11 日(土)に愛知県名古屋市にて開催される「あいち・なごや生物多様性EXPO」のシンポジウムにおいて表彰を行います。
UNDB-J認定連携事業(第15弾)として認定した事業は以下のとおりです。 (事業名50音順)
事業名 |
団体名 |
地域 |
愛知目標達成のための業種・業態の枠を超えた企業団体による生物多様性保全活動の推進・展開 |
環境パートナーシップ・CLUB(EPOC) |
愛知県 |
高校でのネコギギ保全 |
鈴鹿享栄学園 鈴鹿高等学校自然科学部 |
三重県 |
サステナブル・シーフードの社員食堂への導入 |
パナソニック株式会社 |
全国 |
地元の海を広い視点で知り・知ってもらう |
三重中学校・三重高等学校 |
三重県 |
生態系に配慮した緑化の推進 |
東京都環境局自然環境部 |
東京都 |
生物多様性の保存及び地域連携の促進 |
NPO法人祖父江のホタルを守る会 |
愛知県 |
なごや生物多様性保全活動協議会 |
なごや生物多様性保全活動協議会 |
愛知県 |
バードフレンドリー®認証コーヒープロジェクト |
住商フーズ株式会社 |
全国 |
吉野川ひがたファンクラブ |
とくしま自然観察の会 |
徳島県 |
(事業紹介ウェブサイト)https://undb.jp/authorization/
2.「あいち・なごや生物多様性EXPO」
「あいち・なごや生物多様性EXPO」において、第14弾及び第15弾に認定した事業の表彰を行います。イベン トの詳細は下記ウェブサイトを御確認ください。
(ウェブサイト)https://www.env.go.jp/press/107397.html
3.認定の基準(以下、(1)~(3)の基準をもとに総合的に判断)
(1)「多様な主体の連携」
・複数のセクターが連携・協働している
・地域における連携・協働を促進する効果が期待される(地域における活動計画の策定等)
・セクターにおける連携・協働を促進する効果が期待される(業界団体における行動指針の策定等)
(2)「取組の重要性」
・生物多様性の保全及び持続可能な利用に対して具体的な効果が期待される
・関連する活動の推進を支援する効果が期待される(他の活動への支援や表彰等)
・事業を継続実施できる仕組みが整備されている(事業者の事業活動に組み込まれている等)
(3)「取組の広報の効果」
・参加者や支援者の増加により事業効果のさらなる向上が期待される
・他の地域でも同様の活動が行われるようになることが期待される
・活動に先進性があり、新たな取組を誘発する波及効果が期待される
4.ロゴマークの使用
UNDB-J認定連携事業は、UNDB-Jのロゴマークの近くに補足表示を行うことによりロゴマークを使用で
きます。
5.広報
UNDB-Jが実施する「あいち・なごや生物多様性EXPO」における認定団体の表彰、UNDB-Jの
ウェブサイトへの掲載等、積極的な広報を行っています。
【参考】
○にじゅうまるプロジェクト
「にじゅうまるプロジェクト」は、市民団体・企業・自治体などが、自分たちのできることで愛知目標への貢献を宣言(にじゅうまる宣言)し、登録していく取組です。2020年までに2020宣言を目標に、取組を進めています(2019年3月31日時点で902宣言)。宣言フォーム(記入時間10分程度)に記入のうえ、事務局に送付していただくことで、どなたでも宣言できますので、ぜひ専用ウェブサイトを御覧ください。また、「にじゅうまるプロジェクト」に登録することで、UNDB-Jより連携事業の認定を受けられる可能性があります。
(ウェブサイト)http://bd20.jp/
○第14弾UNDB-J認定連携事業
本年3月に認定しました第14弾の事業については、下記報道発表ウェブサイトを御確認ください。
(ウェブサイト)https://www.env.go.jp/press/106641.html
○国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)
2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議(2010.10愛知県名古屋市)で採択された世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。
これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。
環境省はUNDB-Jの事務局を務めています。
(ウェブサイト)http://undb.jp/
(Facebookページ)https://www.facebook.com/UNDBJ
連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8150
- 室長山本 泰生(内線 6661)
- 室長補佐槙島 みどり(内線 6666)
- 担当舟田 成登(内線 6668)