報道発表資料

この記事を印刷
2017年11月17日
  • 自然環境

国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2017」の実施結果について

 環境省、農林水産省、国土交通省及び国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)は、平成29年3月1日より6月15日までの期間、「グリーンウェイブ2017」への参加と協力を広く国内に呼び掛けました。
 その結果、245団体の参加、193団体の協力のもと、約9,500人の参加者の手により、約21,700本の植樹等、様々なグリーンウェイブ活動が行われました。

1.背景

生物多様性に関する理解が社会に浸透するように、植樹等をきっかけとした生物多様性の広報、教育、普及啓発を推進するため、生物多様性条約事務局は、国連が定める「国際生物多様性の日」(5月22日)に、世界各地の学校や地域等で植樹等を行うことを「グリーンウェイブ」活動として呼びかけています。

2.「グリーンウェイブ2017」の実施結果について

 この呼びかけに応じ、環境省、農林水産省、国土交通省及びUNDB-Jでは、植樹や森林づくりなどをきっかけとした生物多様性の広報、教育、普及啓発を推進するため、本年3月1日より6月15日までの期間を「グリーンウェイブ2017」として広く参加を呼びかけました。

 この度「グリーンウェイブ2017」に御参加いただいた団体数等についてとりまとめたところ、以下の結果となりました。

(1)参加団体(グリーンウェイブ活動を計画及び実施した、または植樹等の行事に参加した団体)

245団体

協力団体(苗木・場所の提供や技術指導等を実施した団体)

193団体

※別添「グリーンウェイブ2017」参加グループ・団体による取組一覧参照

(2)植樹等の活動に参加した人数

約9,500人

(3)植樹した本数

約21,700本

【参考】

○今年度までの累積値

参加団体数 植樹本数

○「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)

 2011年から2020年までの10年間は、国連の定めた「国連生物多様性の10年」です。生物多様性条約第10回締約国会議「COP10」(2010.10愛知県名古屋市)で採択された、新たな世界目標である「愛知目標」の達成に貢献するため、国際社会のあらゆるセクターが連携して生物多様性の問題に取り組むこととされています。

 これを受け、愛知目標の達成を目指し、国内のあらゆるセクターの参画と連携を促進し、生物多様性の保全と持続可能な利用に関する取組を推進するため、「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が2011年9月に設立されました。

(ウェブサイト)http://undb.jp/

○森林づくりの国民運動について

[フォレスト・サポーターズ]ホームページhttp://www.mori-zukuri.jp/

添付資料

連絡先
環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性主流化室
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-9108
室長:長田 啓(内6661)
室長補佐:西田 将人(内6662)
担当:野口 智彬(内6490)

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。