総合環境政策

TCFD開示のための地域金融機関向け研修プログラム

 気候変動に係る開示に関しては、令和4年4月以降、東京証券取引所プライム市場上場企業に対して気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に基づく開示(以下「TCFD開示」という。)が求められております。

 そこで環境省では、地域金融機関のTCFD開示の質の向上と、TCFD提言に対する理解深耕を目的として、令和4年度に地域金融機関向け研修を実施しました。

1.研修プログラムについて

【日程】
 4ヶ月間を1タームとした合計6日間(1日あたり180~240分)の研修を以下の期間で実施しました。

・夏ターム(令和4年7月22日~令和4年10月28日)
・冬ターム(令和4年11月11日~令和5年2月3日)
※受講対象となる金融機関を夏ターム・冬タームに分けて開催しました。研修内容は両ターム同じ内容です。

【内容】
 TCFD開示プロセスに必要とされる情報、知識及び手順を、講義とグループワークに基づくケーススタディを通じて、実践的に習得すべく、以下の内容で講義を実施しました。


【受講対象者】
 令和4年5月19日(木)から令和4年6月15日(水)まで公募を行い、参加する69の地域金融機関を選定しました。
 参加金融機関一覧はこちら

3.関連情報

・TCFD(外部サイト)
https://www.fsb-tcfd.org/

・TCFDコンソーシアム(外部サイト)
https://tcfd-consortium.jp/

・「TCFD提言に沿った気候変動リスク・機会のシナリオ分析実践ガイド(銀行セクター向け)ver.2.0」
https://www.env.go.jp/press/110877.html

・「ポートフォリオ・カーボン分析の活用と高度化に向けた検討報告書」
https://www.env.go.jp/press/110876.html

・「金融機関向け ポートフォリオ・カーボン分析を起点とした脱炭素化実践ガイダンス」
https://www.env.go.jp/press/press_01444.html
 


 

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