大阪・関西万博2025特設ページ


このページでは、大阪・関西万博に関する環境省の取組について紹介いたします。

 

概要

名称
 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)
会期
 2025年4月13日~2025年10月13日
開催地
 大阪府大阪市此花区 夢洲(ゆめしま)地区
テーマ
 いのち輝く未来社会のデザイン(Designing Future Society for Our Lives)
サブテーマ
 いのちを救う(Saving Lives)
 いのちに力を与える(Empowering Lives)
 いのちをつなぐ(Connecting Lives)
 公式キャラクター
 ミャクミャク

環境省の施策

万博における政府の取組は「2025年大阪・関西万博アクションプラン」にまとめられており、現在Ver.7(令和7年2月3日)が策定されています。
 本文  個票  ポイント (内閣官房国際博覧会推進本部事務局HPより)
 

モビリティ

日本のEVバスの技術・ノウハウ発信

モビリティの脱炭素化に向けた国際的なモメンタム醸成に貢献すべく、会場内外周バスや会場アクセスバスにおいて、日本の優れたEVバスを積極的に活用し、世界への技術・ノウハウの発信を行います。
 
日本のEVバスの技術・ノウハウ発信(アクションプランVer.7抜粋)
EVバス(博覧会協会HP)

エネルギー・環境

再エネ水素を使ったメタネーション実証

太陽光、風力などの再エネを活用した水素と生ごみを発酵させて製造したバイオガスからメタネーションし、製造された合成メタンを配管を通じて輸送し、万博会場内の都市ガス消費機器で利用する実証を行います。
・再エネ水素を使ったメタネーション実証(アクションプランVer.7抜粋)
未来の都市ガス「e-メタン」 (博覧会協会HP)

2030年度までに前倒しでカーボンニュートラルの達成を目指す脱炭素先行地域の実現

2030年度までに前倒しでカーボンニュートラルの達成を目指す脱炭素先行地域で進められる先進的な取組等について、テーマウィークで発信します。国、地方公共団体、企業等から、講演やパネルディスカッション等を通じて、未来の脱炭素型の地域づくりについて双方向の意見交換等を実施します。
・2030年度までに前倒しでカーボンニュートラルの達成を目指す脱炭素先行地域の実現(アクションプランVer.7抜粋)
実践者から「地方創生×脱炭素」の地域づくりを学べる蔵出しトーク 第1部 (博覧会協会HP)
実践者から「地方創生×脱炭素」の地域づくりを学べる蔵出しトーク 第2部(博覧会協会HP)

サーキュラーエコノミー及び大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの実現

大量生産・大量消費・大量廃棄型の一方通行型の経済社会活動(線形経済)から、持続可能な形で資源を利用する循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を実現します。あわせて、プラスチックの流出を防止し新たな汚染につながらない「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を実現した社会像を効果的に発信します。
具体的には、資源循環に資する技術、海洋に流出したプラスチックごみの削減等の官民連携の取組等を展示や発表等で紹介・発信、博覧会協会に対して運営に関する廃プラ削減、食品ロス削減に関する技術的な助言等を行います。
・サーキュラーエコノミー及び大阪ブルー・オーシャン・ビジョンの実現(アクションプランVer.7抜粋)

万博を契機としたCLT活用のさらなる推進

国内外から多くの来場者が集まる大阪・関西万博において、日本館でCLT (Cross Laminated Timber:直交集成板)を活用することとしており、さらに、そのCLTパネルの再利用を推進することにより、地方創生や国土強靱化、地球温暖化対策の推進等に資するCLTの認知度の向上や、さらなる普及促進につなげます。
・万博を契機としたCLT活用のさらなる推進(アクションプランVer.7抜粋)
EXPO 2025 大阪・関西万博 日本館公式サイト(博覧会協会HP)

観光・食・文化・教育・スポーツ

日本の国立公園の魅力発信(国立公園満喫プロジェクト)

日本の傑出した自然景観を有する国立公園における美しい自然の中での感動体験を柱とした旅は、人の価値観を変える力を秘めています。デジタル社会における自然の中でのリアルな旅の意義を再確認するとともに、自然環境や生物多様性の保全を促進するネイチャーポジティブツーリズムの可能性を探ります。
国立公園の非日常的な旅で得られる「感動と学び」を、国立公園ならではのストーリーとともにビジュアルで表現。国立公園での上質な旅やネイチャーポジティブツーリズムの先進事例を展示や映像で紹介予定です。
 
日本の国立公園の魅力発信(国立公園満喫プロジェクト)(アクションプランVer.7抜粋)
日本の国立公園 ー 未来の世代につなぐ、ネイチャーポジティブ ー(博覧会協会HP)

2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて

我が国は世界に先駆けて新たな世界目標を踏まえた「生物多様性国家戦略」を閣議決定し(2023年3月)、「2030年ネイチャーポジティブ」実現を打ち出しました。このような世界の先駆けとなる我が国の取組がレガシーとして万博後にも受け継がれることを目的とします。
ネイチャーポジティブ実現の重要性や波及効果等を紹介し、来場者の意識改革と行動変容に係る機運醸成を促進するため、2030年ネイチャーポジティブに向けた取組(自然共生サイト、ネイチャーポジティブ経済、外来種対策、里海づくり等)に関する企画展示を実施します。
ネイチャーポジティブと関連深い「気候変動対策」や「福島の震災復興」の取組等も広く周知します。
 
・2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて(アクションプランVer.7抜粋)
・2030年ネイチャーポジティブの実現に向けて ー 自然とその恵みを、私たちが守り・つなげていくために ー(博覧会協会HP)
 

サステナドーム“ジュニアSDGsキャンプ”における次世代への継承プログラム

持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)の推進のため、子ども、若者向けESD施設「サステナドーム」において、環境問題、SDGs全体について子ども・若者が考え、国際交流しつつアウトプットする場、学びの場を提供します。また、開催に先立ち、国内外の学校等と連携し、事前学習、探究学習の時間を活用したプログラム作成を行います。
・サステナドーム“ジュニアSDGsキャンプ”における次世代への継承プログラム(アクションプランVer.7抜粋)

環境省によるバーチャル万博での展示

大阪・関西万博のバーチャル会場プラットフォーム上でのバーチャルパビリオンに、環境省出展として、第六次環境基本計画で示す社会像等のコンセプト及び我が国におけるの環境保全の取組等を国内外に向けて効果的に発信することで、環境保全に対する理解促進と行動変容を促進させます。※福岡伸一プロデューサーによる「いのち動的平衡館」と連携予定です。
大阪・関西万博|福岡伸一「いのち動的平衡館」公式サイト
・環境省によるバーチャル万博での展示(アクションプランVer.7抜粋)