総合環境政策

ESGファイナンス・アワード【金融部門】

ESGファイナンス・アワード・ジャパンとは

 脱炭素社会、持続可能な社会の実現に向けた動きが世界的に加速しています。特に、金融業界において、気候変動リスク等を含むESG要素を考慮した投融資がスタンダードになりつつあり、ESG金融が拡大しています。我が国においても、この世界的な動きに遅れを取ることなく、ESG金融を拡大させることが必要です。

 そこで、環境省では、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取組等を表彰し、広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的として、令和元年度より環境大臣が表彰するESGファイナンス・アワード・ジャパン(以下、「本アワード」という。)を実施しています。

■表彰部門について

 本アワードの表彰部門は、5部門に分かれており、当サイトについては金融部門(①~④)についてご紹介しております。
(環境サステナブル企業部門については、こちらのページよりご覧いただけます。)



■ 金融部門とは
 金融部門では、ビジネスモデルを持続可能なものへと移行することを支え、環境・社会・経済に対してインパクトを与える取組を促進する投資家、金融機関、金融サービス事業者及びそれら資金を活用する資金調達者について、企業規模に関わらずインベストメント・チェーンにおける役割に応じた優れた組織や先進的な取組、他の模範となるような取組などを評価・表彰します。
 
 金融部門は、①投資家部門(アセットオーナー部門、アセットマネージャー部門)、②間接金融部門、③資金調達者部門、④金融サービス部門(証券部門、
保険部門、評価・情報提供部門)の4部門7業種に分かれています。


■全体スケジュール(ご参考)

 例年のスケジュール感は、以下の通りとなります。

■賞の種類
 環境大臣賞である金賞及び銀賞のほか、選定委員長賞として銅賞、特別賞、テーマ別賞を表彰します。
 特別賞では、先進的あるいは特徴的な取組、企業規模に照らして限られたリソースで優れた取組、初めて本アワードに参加する等のESG金融への取組歴が浅い応募者の優れた取組を選定の視点としております。
 テーマ別賞では、ネット・ゼロ(NZ)、ネイチャーポジティブ(NP)、経済循環/サーキュラーエコノミー(CE)に関する取組について、優れているものについて表彰します。

・金賞(各部門1社程度)・・・環境大臣賞
・銀賞(各部門1~2社程度)・・・環境大臣賞
・銅賞(各部門1~2社程度)
・特別賞(各部門1社程度)
・テーマ別賞(金融部門全体で各テーマ1社程度)

■審査結果のフィードバック
 応募いただいたすべての企業に対し、1次審査結果のフィードバックを提供します。
 各賞の受賞企業には、選定委員会による講評(表彰理由)も付されます。


本アワード受賞企業による取組動画掲載について
 各賞の受賞企業の取組動画を環境省YouTubeへ随時掲載します。(第6回(2024年度)以降よりご覧いただけます。)

応募者の公表
 ESGへの取組を積極的に実践し、その内容をもって本アワードへ参加していただいた方々の取組姿勢を称えるため、希望する応募者については
環境省のウェブサイト上に企業名を掲載させていただきます。