総合環境政策

ESGファイナンス・アワード【環境サステナブル企業部門】

ESGファイナンス・アワード・ジャパンとは

 脱炭素社会、持続可能な社会の実現に向けた動きが世界的に加速しています。特に、金融業界において、気候変動リスク等を含むESG要素を考慮した投融資がスタンダードになりつつあり、ESG金融が拡大しています。我が国においても、この世界的な動きに遅れを取ることなく、ESG金融を拡大させることが必要です。

 そこで、環境省では、ESG金融または環境・社会事業に積極的に取り組み、インパクトを与えた機関投資家、金融機関、仲介業者、企業等について、その先進的取組等を表彰し、広く社会で共有し、ESG金融の普及・拡大につなげることを目的として、令和元年度より環境大臣が表彰するESGファイナンス・アワード・ジャパン(以下、「本アワード」という。)を実施しています。

■表彰部門について

 本アワードの表彰部門は、5部門に分かれており、当サイトについては企業部門の「⑤環境サステナブル企業部門」についてご紹介しております。
(金融部門を含むご紹介は、こちらのページよりご覧いただけます。)


■ 環境サステナブル企業部門とは
 
「環境サステナブル企業部門」は、「環境関連の重要な機会とリスク」を「企業価値」向上に向け経営戦略に取り込み、企業価値にもつなげつつ環境への正の効果を生み出している「環境サステナブル企業」の具体的な実例を投資家、企業に示すために表彰するものです。

 「『環境サステナブル企業』についての評価軸と評価の視点」を参考に、重要な環境課題に関する「リスク・事業機会・戦略」、「KPI」、「ガバナンス」の開示充実度を、業種別特性も考慮して評価・選定します。
 

■全体スケジュール(ご参考)
 例年のスケジュール感は、以下の通りとなります。


■賞の種類
 環境大臣賞である金賞及び銀賞のほか、銅賞、特別賞(企業規模や業種特性に照らして優れた取組を行っている企業)を表彰します。また、開示充実度が一定の基準を満たしている企業を「環境サステナブル企業」として選定します。
   さらに、今年度より新たに継続的に応募いただいている企業の中から、開示の改善度合いが高く、より一層の発展が期待される企業を「環境開示プログレス企業」として選定します。

・金賞(1社程度)・・・環境大臣賞
・銀賞(4社程度)・・・環境大臣賞
・銅賞(5社程度)
・特別賞(4社程度)
・環境サステナブル企業(複数社)
・環境開示プログレス企業(複数社)


■審査結果のフィードバック
 応募いただいたすべての企業に対し、1次審査結果のフィードバックを提供します。
 各賞の受賞企業には、選定委員会による講評(表彰理由)も付されます。

これまでの環境サステナブル企業部門

第1回(2019年度)

受賞企業(金賞、銀賞、銅賞)・受賞理由(金賞、銀賞) 募集要項 採点基準 参考:エントリーフォーム

受賞企業インタビュー 花王株式会社(金賞) キリンホールディングス株式会社(金賞)

 

第2回(2020年度)

受賞企業(金賞、銀賞、銅賞、特別賞)・受賞理由(金賞、銀賞) 募集要項 採点基準 参考:エントリーフォーム

受賞企業インタビュー キリンホールディングス株式会社(金賞)

JFEホールディングス株式会社(特別賞)ユニ・チャーム株式会社(特別賞)


第3回(2021年度)

受賞企業(金賞、銀賞、銅賞、特別賞)・受賞理由(金賞、銀賞)

環境サステナブル企業

募集要項 採点基準 参考:エントリーフォーム

受賞企業インタビュー 塩野義製薬株式会社(特別賞) 株式会社ジェイテクト(特別賞) 
株式会社ダイセキ環境ソリューション(特別賞) 株式会社ブリヂストン(特別賞) 株式会社メルカリ(特別賞)
 

第4回(2022年度)

受賞企業(金賞、銀賞、銅賞、特別賞)・受賞理由(金賞、銀賞)

環境サステナブル企業

募集要項 採点基準 参考:エントリーフォーム

受賞企業(高評価ポイント・選定委員のコメント) アサヒグループホールディングス株式会社(金賞) 味の素株式会社(金賞)

 

第5回(2023年度)
環境サステナブル企業部門の御紹介

受賞企業(金賞、銀賞、銅賞、特別賞)・受賞理由(金賞、銀賞)

環境サステナブル企業・環境開示プログレス企業

募集要項 採点基準 参考:エントリーフォーム