自然環境・生物多様性

第63次南極地域観測隊同行日記4

野外調査に行ってきました②

202224(金)

今回は、3日間(2022年1月12日~1月14日)の泊りがけで現地調査と観測隊の陸域生態系変動モニタリングチーム等の支援としてスカーレンという地域に行ってきました。

スカーレンは、岩盤が雪や氷から露出している地域で、露岩域(又は露岩帯、露岩地域とも呼ばれます。)が有り、岩盤に苔や地衣類などが確認できます。このため、生物や地質等の研究・観測を行うための絶好の地域となっています。

スカーレンは、見渡す限り茶褐色の岩盤が広がり、近くにはスカーレン氷河もあります。青空と氷河と露岩が織りなすダイナミックな景観に、とても圧倒されました。南極に来て本当に良かったと感じた瞬間でした。

スカーレンの景観

スカーレンの景観

                                 

掲載協力:国立極地研究所 

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