子どもの自然体験促進事業
「GTFグリーンチャレンジデー2023 in新宿御苑」にて、アプリを活用した「新宿御苑の生きもの探し!」を実施しました。
新宿御苑の指定エリア内にて撮影された動植物についてクエストを設計し、3種投稿でクエスト達成!
クエスト達成者にはMY行動宣言を紹介し、MY行動宣言をした方には缶バッチをプレゼントしました。

(1) クエストの配信結果
①参加者の状況
イベント実施期間(令和5年11月4日、5日)で、延べ121名がクエストに参加し、そのうち102名がクエスト達成に必要な3種以上を投稿しました。
②収集された生物データ
イベント実施期間(令和5年11月4日、5日)、新宿御苑における投稿は延べ581件ありました。バイオーム社の確認により3件の標本、12件の生物以外の投稿(人物や、動物の写真、ぬいぐるみ等)が確認されたため、それらを分類から除外した結果、分類群ごとの投稿数は、種子植物405件、昆虫・クモ112件、鳥類30件、魚類9件、は虫類4件、その他植物4件、甲殻類1件、その他動物1件となりました。マガモやハシビロガモといった冬鳥の飛来や、イチョウの黄葉といった季節を感じられる写真が投稿されました。 参加者数及びクエスト達成者数ともに昨年度より増加しました(昨年度参加者数:107名、昨年度クエスト達成者数:100名)が、投稿数は減っていました(昨年度投稿数:616件)。
※イベント実施期間中に新宿御苑において投稿された種名による集計値であり、誤同定等を含んでいる可能性があります。
「GTFグリーンチャレンジデー2022 in新宿御苑」にて、アプリを活用した「新宿御苑の生きもの探し!」を実施しました。
新宿御苑の指定エリア内にて撮影された動植物についてクエストを設計し、3種投稿でクエスト達成!
クエスト達成者にはMY行動宣言を紹介し、MY行動宣言をした方には缶バッチをプレゼントしました。



(1) クエストの配信結果
①参加者の状況
イベント実施期間(令和4年11月5日、6日)で、延べ107名がクエストに参加し、そのうち100名がクエスト達成に必要な3種以上を投稿してくれました。
②収集された生物データ
イベント実施期間(令和4年11月5日、6日)、新宿御苑における投稿は延べ616件ありました。投稿された写真には、バイオーム社の生物専門員により、誤同定等を訂正するクレンジングをおこなった結果、種名までわかったものが502件(172種)、種名まではわからなかったものが110件、標本の投稿が4件あることがわかりました。また、標本や上位の分類群の判別もできない投稿を除くと、分類群ごとの投稿数は、種子植物 423件、昆虫・クモ86件、鳥類68件、魚類10件、は虫類 9件、その他植物 7件、両生類 2件、甲殻類 2件、その他動物 2件、哺乳類 1件、軟体動物 1件となりました。
※ただし、ユーザーによって同定された投稿であり誤同定を含む可能性があります。
投稿されていた種を見てみると、植物はソメイヨシノやツワブキ、動物はカルガモやマガモ、セキレイといった、よく見られ、観察しやすい種が多く投稿されていました。
「みんなで美味しく楽しく、ライフスタイルシフトにチャレンジ!」~エディブル・スクールヤード(学校菜園)の実践から学ぶ~を実施しました
今回、エディブル・スクールヤード・ジャパンの協力のもと、オンラインイベントを開催しました。学校菜園を通して、パーマカルチャーを学び、日々の暮らしの中でできることを参加者と一緒に考えました。オンラインイベントの様子を動画で記録しましたので、ぜひご覧ください- (報道発表)https://www.env.go.jp/press/press_00850.html
- (事務局のページ)https://www.jeef.or.jp/activities/mori-sato-kawa-umi/
- (記録動画)エディブル・スクールヤード(学校菜園)の実践から学ぶオンラインイベント
「生物多様性を感じよう!親子自然観察会2022」を実施しました

環境省では、親子が参加する自然体験を通じて、森里川海のつながりと生物多様性、私たちの生活について考えてもらうイベントを実施しました。
今回、里山にてミツバチの観察、お米の脱穀体験、里山の昆虫採集を行い、最後に講師の小野正人先生と養老孟司先生からの講話を行ないました。
下記にある動画をご覧ください。
(報道発表)https://www.env.go.jp/press/press_00257.html
(事務局のページ)https://www.jeef.or.jp/activities/mori-sato-kawa-umi/
「生物多様性を感じよう!オンライン自然観察会を実施しました」

生物多様性(地域に固有の自然があり、それぞれに特有の生き物が生息し、つながり支えあっていること)を実感する目的で、
第一回目は、知床国立公園と西表石垣国立公園、第二回目は世界自然遺産に指定されている白神山地と屋久島国立公園からの中継を交え、児童文学作家の阿部夏丸先生とアリ探求家の島田拓先生によるオンライン自然観察会、参加者による生きもの発表会、『森里川海大好き!』編集委員長の養老孟司先生による講演を実施しました。
- 「生物多様性を感じよう!第二回オンライン自然観察会」記録動画
- 「生物多様性を感じよう!第二回オンライン自然観察会」チラシ
- 「生物多様性を感じよう!第二回オンライン自然観察会」レポート
- 「生物多様性を感じよう!第一回オンライン自然観察会」レポート
- (資料1):『森里川海大好き!』全編(PDF形式:5,482KB)
- (資料2-1):『森里川海大好き!』表紙(PDF形式:2,016KB)
- (資料2-2):『森里川海大好き!』目次(PDF形式:812KB)
- (資料2-3):『森里川海大好き!』まえがき(PDF形式:772KB)
- (資料2-4):『森里川海大好き!』ストーリー「大発見は足もとに」(PDF形式:1,264KB)
- (資料2-5):『森里川海大好き!』コラムほか(PDF形式:3,495KB)
- (森里川海大好き大賞) :『自然が教えてくれること』樫井彩結香(かしい さゆか)さん(PDF形式:398KB)
- (森里川海ふれあい大賞):『わたしも大好き!森里川海』飯塚愛菜(いいづか まな)さん(PDF形式:394KB)
- (森里川海つながり大賞):『自然調さ隊』須藤万結(すとう まゆ)さん(PDF形式:358KB)
- 『楽歩のワクワク自然探検』金井楽歩(かない らぽ)さん(PDF形式:348KB)
- 『生き物すごいぞ!』小林晴陽(こばやし はるひ)さん(PDF形式:211KB)
- 『生き物とふれあう』野嶋優希(のじま ゆうき)さん(PDF形式:303KB)
- ナショジオオープンキャンパスの映像はこちらからご覧いただけます。
また、2021年3月末まで、アマゾンKindle Store、iTunes Apple、Rakutenブックスにおいて【森里川海大好き】で検索していただくと、パソコンで使用可能なデータを無料ダウンロードしていただけます。
募集対象は全国の小学4~6年生です。入賞者は3名程度予定しています。入賞者には事務局から御連絡いたします。環境省で報道発表を予定しているほか、こちらのページで紹介をする予定です
また、入賞者は首都圏(予定)で開催する「自然体験を広めるイベント」(仮称)に御招待し(日程は調整中)、同日に表彰式を行います。読書感想文コンクール2019の受賞者が決定いたしました
読本の執筆者、教育関係者及びプロジェクトメンバーによる選考委員会を経て、下記のとおり、入賞者3名のほか、作品賞4名、努力賞2名が決定しました。
●入賞作品
森里川海大好き大賞(もっともすぐれた作品としての賞)
『共に生きるために』 黒川海空(くろかわ みそら)さん 長崎県 長崎市立高尾小学校 5年生
森里川海ふれあい大賞 (「もっと自然とふれあいたくなる」という視点での賞)
『田んぼレストラン』 伊藤瑞穂(いとう みずほ)さん 愛知県 豊田市立大沼小学校 5年生
森里川海つながり大賞 (「森里川海と私たちのくらしのつながり」という視点での賞)
『つながっている私達と森里川海』佐々木心音(ささき ここね)さん 神奈川県 清泉小学校 6年生
- (森里川海大好き大賞) :『共に生きるために』黒川海空(くろかわ みそら)さん(PDF形式:423KB)
- (森里川海ふれあい大賞):『田んぼレストラン』伊藤瑞穂(いとう みずほ)さん(PDF形式:378KB)
- (森里川海つながり大賞):『つながっている私達と森里川海』佐々木心音(ささき ここね)さん(PDF形式:358KB)
『テレビをやめてさんぽに行こう』 川村彩心(かわむら あやみ)さん 岩手県 花巻市立亀ケ森小学校 6年生
『自然がつなぐ人の心』 小西麦歩(こにし むぎほ)さん 北海道 富良野市立鳥沼小学校 5年生
『豊かな自然の中で』 難波郁希(なんば いぶき)さん 山形県 鶴岡市立上郷小学校 5年生
『森里川海大好き!』を読んで 棟方有紀(むなかた ゆき)さん 宮城県 仙台市立八木山小学校 4年生
●努力賞
『自然大好き』 楫谷仁心(かじたに にこ)さん 島根県 大田市立仁摩小学校 4年生
『ぼくも「森里川海」大好き!』 曽根康生(そね こうせい)さん 栃木県 小山市立小山第一小学校 6年生
表彰式後の記念撮影
・同日に開催した自然教室のレポートはこちら(PDF形式:999KB)
・自然教室の動画はこちら
読書感想文コンクール2019を開催いたします。
この読本をたくさんの子どもたちに読んでほしいという思いから、読書感想文コンクール2019を実施します。
今年度は全国の小学校に1冊ずつ、学校図書館の蔵書として、読本をお送りさせていただくことになりました。また、2020年3月末まで、アマゾンKindle Store、iTunes Apple、Rakutenブックスにおいて【森里川海大好き】で検索していただくと、パソコンで使用可能なデータを無料ダウンロードしていただけます。
募集対象は全国の小学4~6年生です。表彰については下記の3賞(各1名)とします。
「森里川海大好き大賞」(総合的にすぐれた賞)、「森里川海ふれあい大賞」、「森里川海つながり大賞」です。 入賞者は首都圏(予定)で開催する自然体験プログラムに招待します。たくさんのご応募をお待ちしております。読書感想文コンクール2018の受賞者が決定いたしました
コンクールには、約200名の小学生(4~6年生)の参加があり、読本の執筆者、教育関係者及びプロジェクトメンバーによる選考委員会(平成30年12月7日(金)開催)を経て、受賞者が決定しました。
●入賞作品
森里川海大好き大賞 (もっともすぐれた作品としての賞)
「自然の中にぼくがいて、ぼくの中に自然がある」矢島直太朗さん
森里川海ふれあい大賞 (「もっと自然とふれあいたくなる」という視点での賞)
「大好きな自然よ、ありがとう。」大橋賢さん
森里川海つながり大賞 (「森里川海と私たちのくらしのつながり」という視点での賞)
「すべての川に魚がそ上できるように」松田悟さん
- (森里川海大好き大賞) :「自然の中にぼくがいて、ぼくの中に自然がある」矢島直太朗さん(PDF形式:425KB)
- (森里川海ふれあい大賞):「大好きな自然よ、ありがとう。」大橋賢さん(PDF形式:481KB)
- (森里川海つながり大賞):「すべての川に魚がそ上できるように」松田悟さん(PDF形式:438KB)
表彰式後の記念撮影
読本『森里川海大好き!』編集委員会
平成27年度に実施した「つなげよう、支えよう森里川海」全国リレーフォーラムを通じて、参加者から、人と自然との関わりの希薄化や、特に子どもの自然体験の減少に対する懸念の声が数多く聞かれました。
このことを受け、森・里・川・海とのつながりや自然体験の重要性などを大人や子どもたちに分かりやすく伝えていくことを目的とした「読本」を制作することとし、養老孟司 氏を委員長とする『森里川海大好き!』編集委員会を設置しました。『森里川海大好き!』編集委員会
養老 孟司 東京大学名誉教授 【委員長】
天野 礼子 NPO法人「日本に健全な森をつくり直す委員会事務局長
内山節 元立教大学教授(哲学)
小林 朋道 公立鳥取環境大学環境学部教授(動物行動学)
竹内典之 京都大学名誉教授
田中克 京都大学名誉教授
辻 英之 NPO法人 グリーンウッド自然体験教育センター代表理事
山本 裕一 独立行政法人国立青少年教育振興機構国立中央青少年交流の家所長本委員会の議論を進行し「見える化するため、以下のような体制で取り組んでいます。
進 行 役:川嶋 直 公益社団法人日本環境教育フォーラム 理事長
ファシリテーショングラフィック:志賀 壮史 特定非営利法人グリーンシティ福岡 理事
議事録まとめ :鹿熊 勤 フリーライター読本制作の背景とねらい
●本来、子どもは自然の中での様々な経験を通して、学校や社会での複雑な人間関係のもとで生きていく術を学んでいくもの。
●学校、家庭、社会といった様々な教育の現場で、子どもたちを指導する立場の教師や保護者、教育関係者に向け、
⇒なぜ森・里・川・海のつながりや子どもの自然体験が重要か
⇒人と自然の関わりはどうあるべきか
を分かりやすくまとめた冊子を作成し、子どもの自然体験を充実させる一助とする。●また、子どもたち向けにも、
⇒自然の中で遊ぶことのおもしろさや
⇒森・里・川・海のつながりの大切さ
をイラスト等を用いて分かりやすく解説した冊子を制作する。制作方針
●編集委員会を設置し、平成28-29年度の2か年度をかけて制作する。
●冊子は文章編だけでなく、写真やイラストを織り交ぜ、読者がその内容を理解しやすい仕上げとする。
●成果物の30年度以降の普及方法については、編集委員会での議論を踏まえ、様々な選択肢を検討する。
スケジュール
(平成28年度)
第1回委員会/問題意識の共有、作成主旨についてフリーディスカッション
第2回委員会・現地開催/関係者からのヒアリング、内容のポイント、冊子構成等の検討
(平成29年度)
第3回委員会/構成イメージの決定
第4回委員会/読本原案の提示・意見交換
第5回委員会/最終とりまとめ
(平成30年度)
学校、関係機関等への普及編集委員会開催結果
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- (森里川海大好き大賞) :『共に生きるために』黒川海空(くろかわ みそら)さん(PDF形式:423KB)
森里川海大好き!動画掲載
読本『森里川海大好き!』

森・里・川・海のつながりや自然体験の大切さを、子どもにも大人にも分かりやすく伝える読本『森里川海大好き!』を制作しました。
養老孟司編集委員長をはじめとする8名の『森里川海大好き!』編集委員が中心となって、約2年間議論し、アイデアを出し合いながら、子どもたちの心に響く本作りを目指しました。
子どもたちの冒険や魚釣りなど自然体験をテーマにした作品を多数お持ちの児童文学作家 阿部夏丸さん書き下ろしの物語「大発見は足もとに」と、編集委員からのメッセージを組み込んだ読み物です。
学校での学習や活動、環境教育のイベント等で、ぜひご活用ください。
2020年度版 読本活用ガイドブックを作成しました
養老孟司先生のインタビューが掲載されました

「この本を読んだら、次は外へ出て、自然に親しんでくださいね。(中略)海や川や森も、結局は自分につながっているのです。
いま自分の体を流れている血は、あっちの川やこっちの川から来た水ですからね。自然に親しんでいないと、なかなかそうは思えないのです」
:初出『熱風』2018年12月10日号(スタジオジブリ発行)
・人間をノイズととらえる時代に生きる子どもたち
読書感想文コンクール2020の受賞者が決定いたしました
読本の執筆者、教育関係者及びプロジェクトメンバーによる選考委員会を経て、下記のとおり、入賞者3名のほか、審査員特別賞が決定しました。
●入賞作品
森里川海大好き大賞(もっとも優れた作品としての賞)
『自然が教えてくれること』 樫井彩結香(かしい さゆか)さん 神奈川県 茅ヶ崎市立東海岸小学校 5年生
森里川海ふれあい大賞 (「もっと自然とふれあいたくなる」という視点での賞)
『わたしも大好き!森里川海』 飯塚愛菜(いいづか まな)さん 新潟県 刈羽村立刈羽小学校 4年生
森里川海つながり大賞 (「森里川海と私たちのくらしのつながり」という視点での賞)
『自然調さ隊』須藤万結(すとう まゆ)さん 宮城県 南三陸町立志津川小学校 4年生
『楽歩のワクワク自然探検』 金井楽歩(かない らぽ)さん 静岡県 静岡市立安東小学校 4年生
『生き物すごいぞ!』 小林晴陽(こばやし はるひ)さん 東京都 多摩市立連光寺小学校 4年生
『生き物とふれあう』 野嶋優希(のじま ゆうき)さん 東京都 練馬区立南田中小学校 4年生

授賞式後の記念撮影
読書感想文コンクール2020を開催いたします
「子どもたちにもっと自然の中で遊んでほしい」「森里川海のつながりが豊かであるからこそ、私たちの暮らしが支えられていることに気付いてほしい」という願いを込めて制作した読本『森里川海大好き!』を課題図書にした読書感想文コンクールを今年も実施します。
今年度は、映像での表現も募集するほか、「ナショジオ オープンキャンパス」とも連携して実施することになりました。「ナショジオ オープンキャンパス」は、ナショナル ジオグラフィックが企画する地球や自然環境に興味を持ってもらうことを目的とした、親子の教育をサポートするプロジェクトです。 読本『森里川海大好き!』、「ナショジオ オープンキャンパス」を活用して、子どもたちのワクワクする体験をもとに、自然と私たちのつながりについて考える機会となれば幸いです。 たくさんの御応募、お待ちしています。