自然環境・生物多様性

全国昆虫施設連絡協議会との連携について

 全国昆虫施設連絡協議会(以下、「全昆連」という。)と環境省は、絶滅危惧種の昆虫の保全のため、連携した取り組みを進めています。
 近年、国内での絶滅危惧種の種数は増加しており、動物種については、その5分の1を昆虫類が占めている状況です。これらの絶滅が危惧される昆虫を保全していくためには、昆虫館における生息域外保全は欠かすことのできない重要な取組の一つです。
 環境省では全昆連に加盟する昆虫館の協力のもと、絶滅が危惧される昆虫の飼育・繁殖の開発や普及啓発を実施しています。

環境省絶滅危惧昆虫の生息域外保全モデル事業成果集

 環境省では、平成30年より3種の絶滅危惧昆虫を対象に、「保険としての種の保存」*を目的とした「生息域外保全モデル事業」を実施しました。モデル事業では、全昆連に加盟する昆虫館、対象種に関する知見や技術を有する専門家、地元団体等の協力を得て、「野生復帰を視野に入れた飼育・繁殖技術の開発」や「知見の集積」、「複数施設による連携体制の構築」を進めるとともに、これに必要な支援を行い、令和5年に成果集としてとりまとめました。
*生息域内において、種の存続が近い将来困難となる危険性のある種を生息域外で保存し、遺伝的多様性の維持を図ること。
 環境省絶滅危惧昆虫の生息域外保全モデル事業成果集(令和5年3月) [PDF 6,283KB]

冊子「知って守ろう タガメとゲンゴロウ」

 「環境省と昆虫館のコラボ企画」の一環として、令和5年度に、タガメとゲンゴロウの生態や、現状などを紹介する展示パネルを作成しました。一部の昆虫館にて、展示するとともに、令和6年度にはそのパネルの内容をご自宅でもご覧いただけるよう、冊子版を作成しました。
 知って守ろう タガメとゲンゴロウ(令和6年6月)[PDF 4.1MB]

昆虫館イベントカレンダー

 令和6年度、「環境省と昆虫館のコラボ企画」の一環として、全国の昆虫館における水生昆虫のイベント・企画展示、水生昆虫の生体展示、国内希少野生動植物種の生体展示に関する情報をまとめたイベントカレンダーを作成しました。
イベントカレンダーを参考に、ぜひ昆虫館に足をお運びください。なお、各イベントや展示内容は変更する可能性もあります。お問合せは各施設までお願いします。
 令和6年度水生昆虫イベントカレンダー(令和6年6月時点版)[PDF 1.43MB]

講演会「ゲンゴロウ・タガメが減っている!みんなで学ぶ水辺の昆虫」

 令和6年7月7日(金)に伊丹市昆虫館(オンライン同時配信)にて水生昆虫に関する講演会を開催します。