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NEW  令和5年度活用促進事業・クマ対策専門家緊急派遣事業の募集は終了しました 

鳥獣保護管理に係る人材登録事業の概要

近年、ニホンジカやイノシシなど、一部の鳥獣の生息数増加や生息域拡大等により、鳥獣による生態系等への被害が深刻化しています。
このため、広域的、地域的それぞれの視点から関係者間の合意形成を図りながら、科学的な知見に基づいた計画的な管理を推進する必要があります。
この事業は、鳥獣保護管理に関する取組について専門的な知識や経験を有する技術者を登録して、地方公共団体等の要請に応じて、登録者の情報を紹介する仕組みです。


登録者に期待される役割

【計画する】
計画の策定に当たって助言を行う。
鳥獣保護管理プランナー
【現場で管理する】
現場において捕獲や被害防止対策の
指導を行う。
鳥獣保護管理
捕獲コーディネーター
【調べる】
必要なモニタリングや調査を行う。
鳥獣保護管理
調査コーディネーター
鳥獣保護管理の技術者、地方自治体・農業団体等、協力相談、助言・協力等

利用するには

登録者一覧から、絞り込み検索する

登録者情報一覧から、希望する条件(専門分野・対象種・活動地域)によって絞り込むことができます。



登録者の情報を利用するには

登録者情報の利用を希望する場合には、利用申請書を運営事務局に提出してください。
(利用申請書は、下記鳥獣プロデータバンク活用促進事業と同様の書類となります。)


利用申請書が受理されると、運営事務局から希望する登録者の連絡先等についての情報が提供されます。


利用者は、情報を提供された登録者に直接連絡し、依頼する活動内容や経費負担等について調整します。
なお、本事業の主旨から、登録情報の利用者は鳥獣保護管理に取り組む地方公共団体など、公益性を有する団体を主な対象とします。



謝金と旅費相当額支払いに対する鳥獣プロデータバンク活用促進事業について

令和5年度に実施する本事業では、利用者が鳥獣保護管理に関する活動(研修会・講義等)を行うため登録者を講師等として招聘する場合、講師等への謝金と旅費相当額を運営事務局がお支払いします。なお、謝金と旅費相当額の支払いに当たっては、活動終了後に利用者から「活動報告書」を運営事務局に提出していただきます。


本事業では、令和6年3月1日までに実施され、活動報告書が3月8日までに事務局に提出された活動を対象とします。なお、対象期間内であっても、謝金と旅費相当額の支払い対象人数が上限に達した場合、本事業は終了となりますのでご了承ください。


詳細については、下記の鳥獣プロデータバンク活用促進事業利用の手引きとQ&Aをご覧ください。


登録する

登録の対象者

鳥獣保護管理を実施する個人を登録の対象とします。
登録者は、技術者の専門分野ごとに以下の3つに区分されています。

鳥獣保護管理プランナー 都道府県が策定する管理計画等の策定、策定の際の助言等を行う。
鳥獣保護管理捕獲コーディネーター 管理計画等の実施の際、現場において適切な捕獲方法の指導、集落等への出没対策や鳥獣による被害防止対策等の助言、指導を行う。
鳥獣保護管理調査コーディネーター 都道府県の管理計画等に必要な生息状況等の調査を行いその取りまとめを行う。

登録者の活動実績等の情報は環境省自然環境局に備える登録簿に記載され、鳥獣保護管理に関する事業等を行おうとしている地方公共団体などの要請に応じて、その情報が提供されます。
登録者には、専門的な知識や経験に基づく助言を行うことが期待されます。


申請から登録までの流れ

登録申請を行うためには、これまでの鳥獣保護管理に係る実績など必要事項を記載した申請書が必要です。

この申請について、鳥獣保護管理に係る高い技術を有する者として所定の要件を満たした技術者は、環境省自然環境局に備える登録簿に登録され、「登録証」が交付されます。

1.申請、2.書面審査、3.審査結果通知、4.登録、5.登録情報の提供

登録簿掲載情報の変更手続き

登録簿に記載されている事項(所属先・住所等)の変更を希望される方は、「変更届出書」に必要事項を記載後、下記運営事務局へメールまたは郵送にてお送りください。

対象鳥獣の追加を希望される方は「変更届出書」と併せて、各分野の「別紙:対象鳥獣追加申請書」に追加を希望する鳥獣の実績を記入し、指定の証明書類と共に提出してください。



令和5年度募集要項

募集期間:令和5年7月28日(金)~令和5年10月13日(金)

鳥獣保護管理プランナー 募集要項[PDF 918KB] 申請書様式集[Word 129KB]
鳥獣保護管理捕獲コーディネーター 募集要項[PDF 1,550KB] 申請書様式集[Word 134KB]
鳥獣保護管理調査コーディネーター 募集要項[PDF 946KB] 申請書様式集[Word 116KB]
【参考】令和5年度 鳥獣保護管理に係る人材登録事業審査委員会による
    審査結果と講評について
審査結果・講評[PDF 154KB]

活動レポート一覧

プランナー

ヒグマ出没対策に向けた専門家からのアドバイス

レポート写真

北海道枝幸町問牧川下流部の人家や漁港の付近に、サケマスを捕食するためにヒグマが頻繁に出没して対策に苦慮していた。そこで、北海道ヒグマ緊急時等専門人材派遣制度に基づき、現地関係者との協議と現地視察・調査を行い、捕獲や防除に関するアドバイスを行った。

[山中 正実 活動レポート PDF 897KB]
捕獲コーディネーター

生産者と駆除班が一体となって取り組むサルの被害防止体制の構築支援

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ニホンザルの被害対策として、地域ぐるみで取り組む効果的な計画の立案と実効性のある実施体制を設計した。受信情報や目撃情報をリアルタイムに共有し、追い払いと並行して、予め設定した捕獲候補地に駆除班が小型箱わなを設置し、追い払われたニホンザルの捕獲を行った。

[阿部 豪 活動レポート PDF 447KB]
調査コーディネーター

指定管理鳥獣捕獲等事業の評価~より効果的な捕獲へ向けて~

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新潟県では平成28年度より指定管理鳥獣捕獲等事業が実施されており、イノシシ及びニホンジカの捕獲を推進するための対策が実施されている。登録者は事業の捕獲結果の整理と事業を通じた県全体の捕獲推進事業への効果について評価を行った。

[光岡 佳納子 活動レポート PDF 650KB]
プランナー

福島県避難地域鳥獣対策支援員としての活動

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福島県の避難12市町村において、市町村や地域住民が実施する鳥獣被害対策の推進に向けたイノシシの生息状況調査等を行うとともに、市町村担当者の意見交換会開催や事業実施計画の策定を支援した。

[鉄谷 龍之 活動レポート PDF 795KB]
捕獲コーディネーター

地域における鳥獣被害対策推進に向けた技術指導・普及啓発の実施

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宮城県利府町において、イノシシの被害防止対策(電気柵等の設置)や捕獲技術に関する指導を実施した。また、野生動物に馴染みのない住民に対して、イベント等を通して身近な地域における鳥獣の出没状況を共有するなど、地域内における鳥獣被害への関心を高めるきっかけづくりをした。

[鈴木 淳 活動レポート PDF 478KB]
調査コーディネーター

市町村域を超えたニホンザル管理の推進に向けて

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福井県丹南地域において、ニホンザルの群れに電波発信器を装着し、定期的に頭数を調査するなどのモニタリング調査を継続的に実施している。また、群れの行動圏がまたがる関係5市町と福井県で構成される「丹南地域有害鳥獣対策協議会」において、ニホンザル管理に関する情報共有や研修会を実施している。

[海老原 寛 活動レポート PDF 628KB]
プランナー

地域住民が主体となって取り組んだツキノワグマ対策

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中山間地域である富山市庵谷地区において、地域住民とともに自主的にカキの木の伐採を行い、ツキノワグマの出没対策としてのカキの木の伐採とその効果を県に報告した。その結果、新たに県の予算化が進み、他地区への取組波及に繋がった。

[赤座 久明 活動レポート PDF 590KB]
捕獲コーディネーター

探索犬を活用したキョン管理と市街地での捕獲計画の立案

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東京都大島町において、キョンの根絶に向けた捕獲手法を確立し、キョン探索犬を活用した捕獲を実施した。また、キョンの行動圏や捕獲作業の効率化を考慮し、市街地における誘導柵及びわなの設置計画案を立案した。

[岩野 恒尚 活動レポート PDF 533KB]
調査コーディネーター

西中国地域個体群のモニタリング -人里への誘引物(カキ)対策-

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西中国地域においてツキノワグマが大量出没した年に、島根県東部地域ではこれまで被害発生をほとんど認めなかったカキへの食害が多発した。鳥獣専門指導員とともに地域ぐるみの被害対策につなげるための被害対策研修会を各自治会で開催し、対策を進めた。

[澤田 誠吾 活動レポート PDF 458KB]
調査コーディネーター

市民に向けたイノシシ被害対策講演会(活用促進事業 利用活動)

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福山市市民向けに、「イノシシの生態、効果的な被害防除」や「有害鳥獣捕獲班員の日常」について講演会を開催した。福山市の有害鳥獣捕獲班員としての活動を通して感じたことを踏まえ、被害対策の知識向上、被害軽減に繋がるような講演を行った。

[檀上 理沙 活動レポート PDF 339KB]
プランナー

モニタリングと統制の取れた捕獲によってニホンジカの密度低減を実現

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富士山地域では、ニホンジカの高密度化への対策として、モニタリングにより密度指標と植生指標の変化を段階的に評価し、当事者(捕獲・調査・森林管理者)がチームを組んで統制の取れた捕獲を実施した。結果として、全域でニホンジカの密度指標の低下が確認され、一部では下層植生の回復が見られるようになった。

[小泉 透 活動レポート PDF 674KB]
プランナー

効果的なヒグマ対策のための行政への技術支援

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近年増加しているヒグマによる市街地出没や、これまで生息の確認されていなかった地域への侵入に対し、効果的な管理を行うため、行政に対してその行動などの個体の特徴を踏まえた対策の提案と技術支援を行った。

[間野 勉 活動レポート PDF 603KB]
   
捕獲コーディネーター

国定公園内の狭域(約10㎞2)におけるニホンジカの効率的な捕獲方法の開発

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耶馬日田英彦山国定公園の英彦山及び犬ヶ岳地区では、ニホンジカによる生態系被害を軽減させるために、指定管理鳥獣捕獲等事業による管理捕獲を継続的に実施している。独自に開発した捕獲方法の導入と従事者への指導によって、効率的で安定した管理捕獲を実現した。

[三浦 敬紀 活動レポート PDF 719KB]
   
調査コーディネーター

GPS首輪を用いた行動特性調査による効率的なニホンジカ管理

レポート写真

効率的なニホンジカ管理のために、神奈川県ではGPS首輪を用いた行動特性調査を実施しており、季節的な移動と生息地利用の特性、コアエリアとその年次変化が明らかにされた。その行動特性に沿った対策を管理計画策定検討委員会において提案した。

[姜 兆文 活動レポート PDF 614KB]
プランナー

モニタリングによるニホンザル管理の推進!

レポート写真

神奈川県ではニホンザルについて、加害群の数、生息頭数、群れごとの加害レベルの判定などのモニタリングを実施している。農作物被害等の軽減とニホンザル地域個体群の保全との両立を目指している神奈川県においては、計画通りの個体数管理が進んでいるかを把握するうえで、これらのモニタリング調査の重要性がますます高まってきている。

[岡野 美佐夫 活動レポート PDF 588KB]
捕獲コーディネーター

イノシシの分布拡大最前線地域における捕獲技術指導

レポート写真

分布拡大最前線の地域において、簡易電気殺処分器の作成実習及びくくりわな・銃器による捕獲技術研修を行い、捕獲の担い手に必要とされる技術の向上や組織の育成を行った。

[上田 剛平 活動レポート PDF 618KB]
調査コーディネーター

IoTを活用した効率のよいアライグマ捕獲システムの実用化を目指して

レポート写真

福岡市ではアライグマの生息域の拡大が確認されており、生息状況をモニタリングし、被害が顕在化する前に、効率のよい捕獲・駆除方法を確立することが課題となっている。これを受け、福岡市で導入されているLPWAの無線通信規格の1つを活用し、捕獲システム実用化に必要な知見を得るための実証実験を企画した。

[印部 善弘 活動レポート PDF 722KB]
調査コーディネーター

GPS発信器によりニホンザル管理の効率化・省力化を実現!

レポート写真

神奈川県では、ニホンザルのモニタリング調査において、GPS発信器および自動的にデータをダウンロードするための基地局を導入した。正確で効率よいデータ収集によって、モニタリング調査を省力化することができた。さらに、サルの位置情報はインターネットを介して関係者らと共有し、追い払いや捕獲等の被害対策及び群れ管理事業に活用された。

[坂口 裕佳 活動レポート PDF 648KB]
プランナーの活動レポート

避難指示区域への帰還後を視野に入れた捕獲モデルを構築

レポート写真

福島県の避難指示区域において、わなによるイノシシの捕獲、GPS発信機の装着による行動特性の把握等を行った。帰還する人々への包括的な支援の一つとして、捕獲モデルの構築は重要課題であると考えられる。

[宇野 壮春 活動レポート PDF 309KB]
プランナー

分布回復地域におけるモニタリング手法の確立

レポート写真

近年東北地方ではニホンジカが分布を回復させている。既存情報の整理・糞塊密度調査・ライトセンサス調査により現状を把握し、次年度以降のアドバイスを行った。既存の手法を踏襲しつつ、地域にあったモニタリング手法を確立していく必要がある。

[宇野 壮春 活動レポート PDF 318KB]
捕獲コーディネーター

業務の統合と捕獲方法の改良で捕獲効率向上!

レポート写真

群馬県赤城地区では、捕獲効率の減少などにより目標捕獲数を達成することが困難であった。そのため業務の統合と従来の捕獲方法の改良を行った結果、捕獲効率の向上、かつ達成までの日数の短縮にもつながった。

[青木 豊 活動レポート PDF 303KB]
調査コーディネーター

適正な鳥獣捕獲等事業へ繋げるための事業評価手法を構築!

レポート写真

ニホンジカ捕獲における適正な事業運営を実現するため、事前の設計から事後の評価を一貫して実現するスキームを構築した。センサーカメラ調査を用いた施行を実施した上、成果はガイドラインにまとめた。

[市川 哲生 活動レポート PDF 368KB]
調査コーディネーター

カモシカ保護管理へつなげるためのモニタリング調査

レポート写真

鈴鹿山地カモシカ保護地域でのカモシカのモニタリング調査(通常調査)において、カモシカの目撃情報の収集や生息密度調査を実施したところ、今後の保護の必要性が示唆された。

[橋本 幸彦 活動レポート PDF 379KB]
調査コーディネーター

目撃・被害情報と痕跡調査を組み合わせ、効率的な捕獲を実施

レポート写真

香川県の指定管理鳥獣捕獲等事業におけるイノシシの効果的な捕獲促進のため、住民からの被害・目撃情報を元に、詳細な痕跡調査を実施した。調査結果を基にわなの種類や捕獲場所を選定し、高い捕獲成功率を実現した。

[中村 幸子 活動レポート PDF 311KB]
プランナー

銃器の使用が難しい地域でのカワウ管理への第一歩

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カワウの被害地には、銃器の使用が難しく、対策に工夫が必要な場所がある。静岡県富士宮市におけるカワウ管理及び被害対策推進のため、市内初となる研修会を実施した。カワウ管理の手始めとして、生態や生息状況の情報提供や検討会でアドバイスを行っている。

[加藤 ななえ 活動レポート PDF 406KB]
プランナー

シカ個体群管理強化のため、解析結果を基に効率的・効果的な事業計画を提案!

レポート写真

愛媛県のニホンジカ管理において、階層ベイズモデルによる個体数推定や森林下層植生衰退度の解析結果から、指定管理鳥獣捕獲等事業を評価し、より効率的・効果的な事業実施へ向けて提案を行った。

[岸本 康誉 活動レポート PDF 422KB]
プランナー

調査結果をもとに計画的かつ有効な捕獲技術についてアドバイス

レポート写真

群馬県赤城山において分布域の拡大と密度の増加が問題となっているニホンジカについて、調査結果から周辺市町村の現状を再確認すると共に、具体的かつ有効な捕獲技術について解説した。また、調査結果を可視化することにより、計画的な捕獲が重要であることを示した。

[坂庭 浩之 活動レポート PDF 358KB]
捕獲コーディネーター

長年の経験を活かし、捕獲個体利活用方法と安全で効率的な捕獲手法を開発

レポート写真

全国の狩猟者を対象に、安全で効率的な捕獲について、座学と講演を実施している。捕獲だけでなく、捕獲個体の利活用に対する考え方を教えると共に、自身でも商品開発に取り組んでいる。また、わな猟における効率的かつ安全に捕獲する手法の開発にも尽力している。

[有泉 大 活動レポート PDF 463KB]
調査コーディネーター

捕獲と合わせたデータ収集の継続実施が捕獲効率アップの鍵!

レポート写真

鹿児島県の指定管理鳥獣捕獲等事業において、ニホンジカ・イノシシの個体数推定結果に基づき、優先して捕獲が必要な地域を明らかにした。捕獲効率検証においては、捕獲前後にモニタリングを行い、データ収集の継続実施の重要性を示した。

[稲留 陽尉 活動レポート PDF 416KB]
調査コーディネーター

防鹿柵設置の効果検証を森林生態系の保全と回復に繋げる

レポート写真

吉野熊野国立公園に属する大台ヶ原において、防鹿柵設置の効果を把握するためのモニタリングを実施。柵内における下層植生の回復と、それに伴い生物相の回復が図られることを明らかにした。この結果から、国立公園内のシカの適正管理と森林生態系の保全と回復への道程を示した。

[樋口 高志 活動レポート PDF 428KB]
調査コーディネーター

イノシシの効率的な捕獲は、はこわなのこまめな管理がキーポイント!

レポート写真

香川県の指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画策定に向けて、イノシシの生息調査及び計画立案についてアドバイスし、捕獲の効果を検証した。

[加藤 栄里奈 活動レポート PDF 398KB]
調査コーディネーター

シカ高密度生息地における捕獲圧強化が個体数抑制のキーポイント!

レポート写真

鳥取県の指定管理鳥獣捕獲等事業実施計画策定のため、ニホンジカの生息密度指標調査と生息環境調査結果等から事業の捕獲計画についてアドバイスした。

[岸本 真弓(R) 活動レポート PDF 377KB]
プランナーの活動レポート

限られた地域・予算でも効果的な捕獲プランを提案!

レポート写真

奈良県の指定管理鳥獣捕獲等事業において、ニホンジカの個体数推定結果に基づく捕獲目標を設定した。さらに捕獲の前後に生息密度調査を実施し、捕獲の効果を検証した。

[岸本 真弓(P) 活動レポート PDF 298KB]
プランナーの活動レポート

ニホンザル保護管理の草創期より科学的かつ計画的な実行へのアドバイス

レポート写真

栃木県のニホンザルの保護管理に初期から携わり、科学的かつ計画的な保護管理計画の継続的な実行のためにゾーンごとの被害管理、群れ管理、人材育成が必要であることを助言している。

[小金澤 正昭 活動レポート PDF 320KB]
捕獲コーディネーター

専門的・職能的捕獲技術者によるカワウの個体数コントロールを実現!

レポート写真

滋賀県琵琶湖のカワウコロニーにおいて、特定計画に基づく個体数調整を7年間実施した結果、カワウの個体数を顕著に減少させ、漁業被害の軽減やコロニー内の植生に回復の兆しが見えてきた。

[須藤 明子 活動レポート PDF 408KB]
捕獲コーディネーター

公共事業として適切な事業設計と効果的な運用ができる監理・監督者を育成!

レポート写真

国や県等行政の監督職員が事業設計、監理するための捕獲に係わる知識及び技術の体系的な習得を目的とした人材育成に従事し、研修者一人一人がわなによる捕獲と安全管理について実習を受けた。

[大橋 正孝 活動レポート PDF 331KB]
プランナーの活動レポート

ニホンザル対策に、捕獲と被害対策の両面からアドバイス

レポート写真

滋賀県のニホンザル特定計画、さらに同計画に基づく地域実施計画の策定のため、その検討委員として地域ぐるみの被害対策の重要性をアドバイスした。

[寺本 憲之 活動レポート PDF 180KB]
プランナーの活動レポート

鳥獣被害対策には、地域の活性化による人の圧力が必要!

レポート写真

福島県檜枝岐村において、「有害鳥獣捕獲における狩猟免許を有しない従事者容認事業」について講演を行い、全国的な問題であるハンターの減少による野生鳥獣の被害対策の今後や捕獲の体制づくりについて住民との意見交換を行った。

[羽澄 俊裕 活動レポート PDF 338KB]
捕獲コーディネーター

大分県にてイノシシ、シカ、サルの捕獲技術を伝授!

レポート写真

集落の農業者に対して、効率的な捕獲技術についての講義を実施。農業者自らが鳥獣害に対する意識を向上させることで、行政と農業団体関係者も含めた被害対策の効率アップと狩猟者確保を目指した。

[青木 豊 活動レポート PDF 237KB]
捕獲コーディネーター

シカの誘引狙撃のノウハウを伝授!

レポート写真

鹿児島県内の牧場において、シカの誘引狙撃を実施するために、地域に合った捕獲手法選択の考え方や体制整備等について、先進事例を交えながら意見交換を行った。

[岩崎 秀志 活動レポート PDF 268KB]
捕獲コーディネーター

急峻な山岳地でシカの効率的な捕獲を実践!

レポート写真

神奈川県丹沢山系のおよそ標高1,000m地点におけるシカの捕獲を実施。地形が急峻で一般ハンターが入り込まない地域における「追い猟」により、2日間で9頭の捕獲に成功した。

[早川 五男 活動レポート PDF 286KB]
調査コーディネーター

科学的なデータ蓄積でカモシカ・ツキノワグマの保護管理を推進!

レポート写真

群馬県内のカモシカ、ツキノワグマの捕獲データについて、科学的なデータ基盤の整備、標本の適切な収蔵管理などの体制構築に従事した。これら科学的なデータを捕獲実施市町村にフィードバックすることは、保護管理計画の適正な遂行につながる。

[姉崎 智子 活動レポート PDF 284KB]

参考

「農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーの登録・紹介について」(農林水産省)

農林水産省では、イノシシ・シカ・サル等の野生鳥獣による農作物被害防止対策を効果的に実施するため、野生鳥獣の生態・行動や農作物被害防止対策に関する専門的な知識や経験を有する者をアドバイザーとして登録し、地域の要請に応じて紹介する取組を実施しています。

詳しくは、農林水産省の「農作物野生鳥獣被害対策アドバイザーの登録・紹介について」のウェブページをご確認ください。

お問い合わせ

本事業に関するお問い合わせ先

環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護管理室
〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
TEL:代表 03(3581)3351 [内線6474]
※受付時間は、平日10:00~17:30です。
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