昆明・モントリオール生物多様性枠組
2022年12月新たな生物多様性に関する世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択されました。
新枠組は、2050年ビジョン、2030年ミッション、2050年グローバルゴール、2030年グローバルターゲット、及びその他の関連要素から構成されています。2030年グローバルターゲットには、日本が特に重視している30by30や自然を活用した解決策などの要素に加え、進捗を明確にするために8個の数値目標が盛り込まれました。
なお、その他の関連要素として、新枠組の進捗をモニタリング・評価する枠組みである「レビューメカニズム」も同時に採択されており、これまでの目標よりも更に実効性を高める仕組みが強化されています。
〇 生物多様性条約第15回締約国会議第二部等結果概要について(報道発表)(2022年12月22日発表)
〇 生物多様性条約第15回締約国会議第二部結果報告会(2022年12月26日開催)
新枠組は、2050年ビジョン、2030年ミッション、2050年グローバルゴール、2030年グローバルターゲット、及びその他の関連要素から構成されています。2030年グローバルターゲットには、日本が特に重視している30by30や自然を活用した解決策などの要素に加え、進捗を明確にするために8個の数値目標が盛り込まれました。
なお、その他の関連要素として、新枠組の進捗をモニタリング・評価する枠組みである「レビューメカニズム」も同時に採択されており、これまでの目標よりも更に実効性を高める仕組みが強化されています。
〇 生物多様性条約第15回締約国会議第二部等結果概要について(報道発表)(2022年12月22日発表)
〇 生物多様性条約第15回締約国会議第二部結果報告会(2022年12月26日開催)
昆明・モントリオール生物多様性枠組のパンフレット
昆明・モントリオール生物多様性枠組の本文
昆明・モントリオール生物多様性枠組の構造
2030年に向けたグローバルターゲット
2020年までの世界目標「愛知目標」の教訓を踏まえつつ、COP15で採択された新たな生物多様性の世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」では、「自然と共生する世界」というビジョンを愛知目標から引き継ぎつつ、2030年までの緊急の行動のための世界短期目標として、23のグローバルターゲットが盛り込まれました。
〇 23のグローバルターゲット
〇 23のグローバルターゲット
昆明・モントリオール生物多様性枠組の実施に向けた取組
2022年12月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第二部において、昆明・モントリオール生物多様性枠組の実施に向け、日本は、生物多様性日本基金第二期の開始、7億円規模のSATOYAMAイニシアティブに関するプロジェクト(COMDEKS)への支援、2023-2025年における1,170億円の途上国支援を表明しました。
〇 生物多様性条約の生物多様性日本基金のページ(英語)
〇 生物多様性条約の生物多様性日本基金のページ(英語)