四方を海に囲まれた日本では、これまで海との関係を大切にしながら生活してきました。
近年では、自然生態系と調和しつつ人手を加えることにより、豊かな海洋資源と生物多様性が保全されている海は「里海」として認識されるようになってきました。
人類の長い歴史のなかで大切にされてきた海との関係を壊さないためにも、それぞれの地域でつちかわれてきた海とのつきあい方に関する知識や技術を生かした効果的な取り組みを進めていくことが大切です。