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わたしたちにできること 施策の展開

“わたしたちにできること

海の生物多様性を維持管理していくために、わたしたちができることにはどのようなことがあるのでしょうか。

(1)海の豊かさを体感する

海の生物多様性について知り、海の豊かさを体感することが、海の生物多様性保全の第一歩です。インターネットや関連情報誌を活用しながら、海の生物多様性に関する理解を深め、各地で取り組まれている生物多様性保全の活動やイベントに参加することも大切ですが、まずはレクリエーションなどを通じて、海の豊かさを体感することが重要です。海への愛着こそが、生物多様性を保全していくための原動力となるのです。

(2)地域の関係者を知る

海の生物多様性を保全していくためには、地域それぞれでの取り組みを進めていくことが重要です。地域の関係者の中でも、特に漁業者は、地域の海や海洋生物について多くの知識・経験を有しており、なかには水産資源の持続可能な利用のために漁獲量を抑えるなどの取り組みを実施しているところもあります。そのような、海の生物多様性の維持管理に取り組む地域の関係者を知り、尊重していくことが大切です。

(3)地場ものの魚介類やエコラベル商品を食べる

近年では流通網が発達して、様々な国々の魚介類を購入することができます。海外の漁業者との競争が強いられる日本の漁業者にとっては大変厳しい状況にあります。

新鮮で美味しい地場ものの魚介類を選んで購入することは、地域の海の生物多様性を保全してきた漁業者の支援につながります。 また、最近では、環境に配慮していると認証されたエコラベル商品も出てきました。そのような生物多様性の保全にも取り組む生産者を、商品の購入というかたちで支援していくこともわたしたちにできることの一つです。

このウェブサイトをご覧になっているあなたも、海洋生物多様性保全のために、できることから行動をおこしていただければ幸いです。

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