環境省
VOLUME.64
2018年4月・5月号

いきものを守るヒトたち

各地でアクション!!生物多様性のサポーター いきものを守るヒトたち

地球上には、ありとあらゆるいきものが生息しています。
ヒトもその一員として、ともに生態系を形作っているのです。
しかしながら、人類の活動などの影響で、この多様性に危機が迫っています。
損なわれてきたからこそ叫ばれる、「生物多様性」の保全。
私たちヒトには、いま何ができるのでしょうか?
生物多様性を守るために活動する人々から学びましょう。

生物多様性とは?

40億年という長い歴史と、さまざまな環境への適応を経て、地球上には多様ないきものたちが生まれました。すべての生命には個性があり、直接的、間接的につながり、支え合って暮らしています。この豊かな個性とつながりを「生物多様性」と言います。生物多様性条約では、「生態系」「種」「遺伝子」と、3つのレベルで多様性があるとしています。「生態系の多様性」とは、森林、里地里山、河川などいろいろなタイプの自然があること。「種の多様性」とは、動植物から細菌などの微生物まで、あらゆる種類のいきものがいること。「遺伝子の多様性」とは、同じ種でも異なる遺伝子を持つために、形や模様、生態などにさまざまな個性があることです。

写真/黒潮実感センター(柏島ダイビングサービスAQUAS 提供)

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