大文字送り火を眺める苑路の外灯の減光について

　８月１６日（土）大文字五山送り火が実施されます。京都御苑からも東山如意が嶽の「大文字」をみることができ、例年多くの鑑賞者が苑内に来られます。近年、京都御所建礼門前苑路（蛤御門～建礼門～清和院御門）の外灯を日没後数時間程度消灯していましたが、今年は、平成20年7月までに、苑内の外灯の光害対策（外灯の光源にシャンプーハット状の遮光板をとりつけ、水平方向の直接光を大幅にカット）を行い、さらに東西方向の苑路の一部については、減光工事（150Wから70W）を実施しましたので、消灯せずに、送り火を楽しんでいただけると考えております。

　また、乾御門から入ったところの京都御所築地塀北側や、寺町御門から入った仙洞御所南の一部等、建礼門前以外でも、新しい鑑賞地点を発見していただければと思います。