見どころ案内(花・紅葉)

花暦

最新の開花状況は、一般財団法人 京都御苑ホームページに掲載いたします。

春の見どころ 桃・桜

3月中旬、柔らかな陽気のなか、春の花々が開花します。
桃林では、4月上旬にかけて約40本のモモが咲き誇ります。

近衞邸跡や出水の小川では、しだれ桜がほころび始め、桜のシーズンが始まります。
しだれ桜に続き、山桜や八重紅しだれ桜、大島桜、里桜(車返桜や御衣黄など、園芸品種の総称)などが咲き、5月上旬まで様々な種類の桜を楽しむことができます。

京都御苑の桜(八重紅枝垂桜や御所御車還、桜松、里桜)の解説動画
 
 ▸京都御苑の桜(Cherry Blossom in Kyoto Gyoen National Garden)   ※音声:日本語、字幕:英語
 
 ▸Cherry Blossom Viewing in Kyoto Gyoen National Garden(Short Ver.) ※音声:なし 、字幕:英語

夏の見どころ ヤブミョウガ・ムクゲ・サルスベリ

6月下旬、日陰となる林床では、ヤブミョウガが白い花を咲かせます。
ヤブミョウガは苑内各地で見られますが、コオロギの里や児童公園北側に広がる群生地は圧巻です。

7月上旬には、閑院宮邸跡でムクゲが咲き始めます。
「宗旦」という品種で、庭園の他、閑院宮邸跡収納展示館の中からも眺めることができます。

7月中旬には、サルスベリが鮮やかな紅色の花を咲かせ始めます。
苑内各地に点在していますが、特に、九條池の高倉橋から臨むサルスベリは、拾翠亭を紅色に彩る姿が美しく、夏の京都御苑を代表する風景のひとつです。

秋の見どころ 紅葉

11月中旬に色づきはじめ、11月下旬から12月中旬に見頃となります。
イチョウやモミジ、ケヤキ、サクラ、ニシキギなど様々な樹木が、黄・赤・橙と色とりどりに紅葉します。
イチョウの大木などの紅葉スポットは、苑内各地に点在しています。

冬の見どころ ソシンロウバイ・ロウバイ・ウメ・マンサク

1月上旬、宗像神社北側や出水の小川にあるソシンロウバイが咲き始めます。
少し遅れて、児童公園のロウバイも開花し、まだ寒い冬の散策を楽しませてくれます。

1月中旬には、苑内各地にある梅が咲き始めます。
約120本のウメが植えられている梅林は、2月中旬に見頃を迎えます。

2月中旬、児童公園で、マンサクの色濃い黄色の花が咲き始めます。
名前の由来は諸説ありますが、早春に「まず咲く」がなまったという説があり、京都御苑に冬の終わりを告げます。