お知らせ
2008年05月30日
京都御苑の今後のありように関する計画(京都御苑庭園基幹施設再整備基本計画)
京都御苑は、江戸末期まで200もの公家や親王家等の屋敷が集中し朝廷の枢要に関わってきた我が国で他に類例のない「公家町」が存在し、現在はそれらの屋敷が取り除かれ緑濃い樹林とその合間に玉砂利を敷き詰めた苑路景観が広がっています。
平成17年春、京都御苑南部にある親王家ゆかりの歴史遺産「閑院宮邸跡」の再整備・公開を契機に、平成19年度、京都御苑がもつ前述の歴史的価値等を踏まえつつ、地球温暖化対策や生物多様性維持等の課題への対応を考慮した今後の整備・管理に関する考え方を整理し、将来の指針として『京都御苑庭園基幹施設再整備基本計画』をまとめました。