御苑案内図(猿が辻)

写真:猿が辻

 京都御所の東北角は鬼門とされ、築地塀の角を欠いて日吉山王社の神のお使いの猿を祀っています。この猿が夜な夜なぬけだしては通行人にいたずらするため、金網で封じ込めたと伝えられています。
 幕末に尊皇攘夷派の姉小路公知が何者かに襲われた「猿が辻の変」は、このあたりで起こった事件です。