地球環境・国際環境協力
SDGs達成に向けたシナジー(相乗効果)の促進

「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)を中核とする「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、平成27(2015)年9月25日に、ニューヨーク・国連本部で開催された国連サミットで採択されました。
持続可能な開発のための2030アジェンダの特徴
〇 前文、宣言、持続可能な開発目標(SDGs)とターゲット、実施手段とグローバル・パートナーシップ、フォローアップとレビューで構成されています。
途上国の開発目標を定めた、ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)とは異なり、先進国を含む全ての国に適用される普遍性が最大の特徴です。
〇 採択を受けて、各国・地域・地球規模でアジェンダの実施のための行動を起こす必要があり、それらの行動のフォローアップ及びレビューが必要です。
〇 17のゴールのうち、少なくとも13が直接的に環境に関連するものであり、残り4も間接的ではあるものの、環境に関連するものです。すなわち、全てのSDGsは大なり小なり環境に関連しています。環境省としてもアジェンダの実施に向け、気候変動、持続可能な消費と生産(循環型社会形成の取組等)等の分野において国内外における施策を積極的に展開していきます。
持続可能な開発目標(SDGs)17ゴール

シナジー(相乗効果)促進の重要性
気候変動、生物多様性の損失、汚染の3つの世界的危機に統合的に対処し、SDGsの達成に貢献するために、取組間の相乗効果(シナジー)を発揮させることが重要です。
〇「シナジー・協力・連携の国際環境条約及び他の関連環境文書の国内実施における促進に関する決議」環境省は、国連環境計画(UNEP)の最意思決定機関であり、環境分野における国際的な政策形成の場である国連 環境会議(UNEA)の第6回と第7回に
おいて、「シナジー・協力・連携の国際環境条約及び他の関連環境文書の国内実施における促進に関する決議」を提案し、採択されました。
- 第7回国連環境総会(UNEA7)の結果について
- UNEA7シナジー決議 原文(英語)
- 第6回国連環境総会(UNEA6)の結果について
- UNEA6シナジー決議 (日本語仮訳)
- International Initiatives to Promote Synergies
シナジーの考え方の現場実装には、それぞれの地域の自然的社会的条件に応じたアプローチが重要です。多種多様な自然的社会的条件を持つアジア太平洋
地域に特化し、現場の優良事例を多数取り込んだ「アジア太平洋シナジーレポート」を国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)、アジア開発銀行(ADB)、
UNEP等と連携し作成を進めています。 Asia-Pacific Synergy Report
〇 シナジー発揮の事例:福岡方式
シナジーが発揮されている事例として、廃棄物の埋立地最終処分場において、浸出水による地下水や河川等の汚染などの公衆衛生を改善すると同時に、
処分場からのメタンガスの発生が抑制され、温室効果ガスの排出削減に寄与することができます。Fukuoka Method
持続可能な開発のための2030アジェンダ等に関する参考情報
〇 Japan SDGs Action Platform リンク:外務省
〇 SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドライン リンク:国際連合広報センター
〇 持続可能な開発のための2030アジェンダ 英語本文(リンク:外務省[PDF 533KB])
〇 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択する国連サミットの概要 リンク:外務省
〇 SDG Compass(コンパス)・・・SDGs実施の主要な担い手である企業のための行動指針。GRI(Global Reporting Initiative)、国連グローバル・コンパクト(UN Global Compact)、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)が共同で、2015年に作成
- SDG Compass(英語(作成:グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)、国連グローバル・コンパクトUNGC)、持続可能な開発のための世界経済人会議 (WBCSD)) [PDF 5.6MB]
- SDG Compass(日本語訳(翻訳:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)、公益財団法人地球環 境戦略究機関(IGES)) [PDF 6.2MB]
- 動き出したSDGsとビジネス ~日本企業の取組み現場から~(英語(作成:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)、公益財団法人地球環境戦略究機関(IGES)) [PDF 2.4MB]
- 動き出したSDGsとビジネス ~日本企業の取組み現場から~(日本語(作成:グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)、公益財団法人地球環境戦略究機関(IGES)) [PDF 2.4MB]
〇 国連持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF)
HLPFは、2015年9月、国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」文書において、同アジェンダの実施状況を世界的にレビューする場と位置づけられており、毎年、SDGsの17のゴールから複数の分野を選んで実施状況のフォローアップが行われています。
- 持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF2025) 開催結果について
- 国連持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム(HLPF)開催結果について
- 持続可能な開発のためのハイレベル政治フォーラム公式サイドイベント開催結果について
環境省の取組に関する参考情報
環境省が主催するSDGsステークホルダーズ・ミーティングについて
概要
関連リンク
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第16回会合兼第5回SDGs推進円卓会議環境分科会の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第16回環境省報道発表、資料詳細
〇 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第15回会合兼第4回SDGs推進円卓会議環境分科会の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第15回環境省報道発表、資料詳細
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第14回兼第3回SDGs推進円卓会議環境分科会会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第14回環境省報道発表、資料詳細
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第13回会合兼第2回SDGs推進円卓会議環境分科 会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第13回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第12回兼第1回SDGs推進円卓会議環境分科会会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第12回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第11回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第11回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第10回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第10回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第9回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第9回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第8回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第8回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第7回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第7回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第6回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第6回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第5回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第5回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第4回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第4回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第3回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第3回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第2回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第2回環境省報道発表
○ 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第1回会合の開催について
SDGsステークホルダーズ・ミーティング第1回環境省報道発表
G7におけるSDGsの環境側面のための行動に関する取組み
概要
〇 2016年5月に開催されたG7富山環境大臣会合では、持続可能な開発のための2030アジェンダが主要な議題として扱われました。
〇 そこでは、持続可能な開発(SDGs)を中核とする2030アジェンダの実施を、すべてのレベルで促進していく強い決意が表明されました。
〇 また、G7メンバーが協調してSDGsの環境的側面の実施に向けた行動(以下、G7協調行動)を取ることの重要性が改めて共有され、環境問題の解決に向け実務者レベルでG7としての協調行動を立案していくことで一致しました。
〇 本会合を受けて、G7各国が連携し、企業や自治体の先進事例を共有するワークショップを開催し、G7協調行動の活動の視認性を向上させるとともに、プロジェクト実施に向けた知見集積を図ることとなりました。
〇 以上の背景を踏まえ、環境省では、G7協調行動を推進するためにG7各国と連携・調整を行い、企業・自治体・政府等によるSDGsの達成に資する先進的な取組みを共有ならびに情報発信を実施するワークショップを開催いたします。
G7協調行動の実施に向けたワークショップ情報
〇 第1回2030アジェンダ実現に向けたG7協調行動に関する持続可能な生産と消費に関するワークショップ(2017年6月20日 ドイツ:ベルリン開催)
〇 第2回2030アジェンダ達成に向けたG7協調行動に関するワークショップ(2018年3月22日~23日 ベルギー:ブリュッセル開催)
〇 G7札幌環境大臣会合 G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合(2023年)
G7気候・エネルギー・環境大臣会合コミュニケ(原文) (仮訳)
〇 Global Climate and SDG Synergy Conference 2022 国連:会議ウェブサイト
最終更新:令和8年1月23日
地球環境局国際連携課