報道発表資料
第7回会合を開催します。
今回は、地域のステークホルダーが協働し、地域資源を持続可能な形で最大限活用することで、地域活性化を進めている自治体の取組や地域のコミュニティービジネスを支援し金融面から地域の取組を持続的・継続的に支える仕組みと取組などについて紹介し、構成員・参加者を交えてSDGs達成に向けた持続可能な地域づくりに関する取組の課題や方向性、国際的な協力や発信について議論を深めます。
1.開催趣旨
平成27年9月に採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030アジェンダ)の中核をなす「持続可能な開発目標」(SDGs)は、2030年に向けて国際社会が目指す目標としての共通言語となり、世界はSDGs達成に向けた実施段階に入り、多くの取組が実践的に進められるようになりました。
ステークホルダーズ・ミーティングは、国際社会及び国内におけるSDGsの実施状況を共有するとともに、環境側面からのSDGsの取組を推進するために、民間企業や自治体、NGOなどの様々な立場から先行事例を共有して認め合い、さらなる取組の弾みをつける場として平成28年度から開催しているものです。
国内外において、SDGsの達成に向けた都市・地域が果たす役割が注目され、国内においては総合計画や環境基本計画の中にSDGsの考え方を取り込むなど、その重要性と共に多くの都市・地域における具体的な取組が進められてきています。都市・地域が持続可能であるためには、地域資源を持続可能な形で最大限活用することで、環境・経済・社会の統合的向上を図り、農村漁村も都市も活かす、我が国の地域の活力を最大限に発揮する取組が必要であり、本年4月に閣議決定されたた第五次環境基本計画においては、こうした取組が「地域循環共生圏」のコンセプトとして示されました。
今回は、地域における市民、ビジネス、研究・教育機関、行政などの関係者が協働し、地域の特色の深い理解を通じて自らの未来像を描き、持続可能な社会の構築を進める東近江市及び東近江市の地域の取組を金融面から支える仕組みである「東近江三方よし基金」、またエネルギーの地産地消や森里川海の保全・充実をベースとした地域づくりを実践する小田原市などの取組を紹介し、具体的な事例を通じて、SDGsの達成に向けた我が国における課題や方向性、国際的な協力や情報発信等について構成員・参加者を交えて議論を深めます。
2.会議概要
名称:持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第7回会合
日時:12月11日(火)13:00~15:00
場所:TKP赤坂駅カンファレンスセンター ホール13A
定員:200名程度 ※一般公開
参加費:無料
主催: 環境省
共催: 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
議題 ※予定
-
SDGsに関する国内外の最新動向について
-
SDGs達成に向けた持続可能な地域づくりに関する取組について
<構成員・傍聴者を交えた意見交換>
3.傍聴申し込み方法
傍聴希望の方は、以下IGESのウェブサイトから12月7日(金)18時までにお申し込みください。席に余裕がある場合、期限後も申し込みを受け付けます。詳細はウェブサイトで御確認ください。
なお、環境省では、環境負荷削減の観点から審議会等の資料のペーパーレス化を推進しています。今回の会合の資料は、当日、会場内にスクリーンを設置して投影することとし、参加者への印刷資料配布は行わない予定です。12月10日(月)12時(予定)までに上記ウェブサイトに資料を掲載致しますので、掲載された資料をお持ちのノートパソコン・タブレット等に保存の上、当日御持参いただく等、ペーパーレス化への御協力をお願い致します。なお、掲載時期が変動した場合は御了承ください。
会場内には、無線LANのアクセスポイントも御用意いたしますが、周囲の電波環境、回線の利用状況等により、通信速度の大幅な低下や、通信自体が御利用いただけなくなる場合があります。会場から上記ウェブサイトにアクセスし掲載された資料を閲覧される場合には、御自身でも通信環境を御用意いただくことを推奨いたします。
4.取材について
当日取材を御希望の方は、申し込みフォームよりお申し込みください。事前に申し込まれた場合には、会合冒頭の頭撮りに限って写真撮影などを行うことが可能です。
持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング 構成員
※敬称略、順不同
氏 名 |
所 属 ・ 役 職 |
|
構 成 員 |
||
1 |
有馬 利男 |
一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事 |
2 |
福田 加奈子 |
住友化学株式会社CSR推進部長 |
3 |
関 正雄 |
損害保険ジャパン日本興亜株式会社CSR室シニアアドバイザー 明治大学経営学部特任教授 |
4 |
星野 智子 |
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)運営委員 |
5 |
薗田 綾子 |
株式会社クレアン代表取締役社長 |
6 |
藤田 香 |
株式会社日経BP社 日経ESG編集シニアエディター & 日経ESG経営フォーラムプロデューサー 富山大学客員教授 |
7 |
川廷 昌弘 |
株式会社博報堂広報室CSRグループ推進担当部長 |
8 |
小田 亜紀子 |
独立行政法人国際協力機構(JICA)企画部 参事役 |
9 |
竹本 和彦 |
国連大学サステイナビリティ高等研究所 所長 |
10 |
蟹江 憲史 |
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 |
11 |
田崎 智宏 |
国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 循環型社会システム研究室 室長 |
12 |
薬師寺 えり子 |
横浜市温暖化対策統括本部 本部長 |
13 |
遠藤 健太郎 |
内閣府地方創生推進事務局 参事官 |
14 |
甲木 浩太郎 |
外務省国際協力局地球規模課題総括課長 |
15 |
福島 健彦 |
環境省地球環境局国際連携課長 |
ファシリテーター |
||
1 |
三好 信俊 |
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)専務理事 |
- 連絡先
- 環境省地球環境局国際連携課
代表:03-3581-3351
直通:03-5521-8243
課長:福島 健彦(内6760)
課長補佐:福井 陽一(内6747)
担当:松藤 佑介(内6799)