報道発表資料
今回は、前回までの地域循環共生圏に関する議論を踏まえ、地域における自然資源の活用や生物多様性の保全に焦点をあて、産業界、自治体、NPO等による取組を紹介します。
SDGs達成に向けた生物多様性保全の問題とその対策を深掘りすることで、どのように自然の恵みを地域資源として活用し、地域における魅力の再発見と豊かな暮らし(地域循環共生圏)の実現につなげていけるのかについて、構成員・参加者を交えて議論を深めます。
1.開催趣旨
平成27年9月に採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」(2030アジェンダ)の中核をなす「持続可能な開発目標」(SDGs)は、2030年に向けて国際社会が目指す目標としての共通言語となり、世界はSDGs達成に向けた実施段階に入り、多くの取組が実践的に進められるようになりました。
ステークホルダーズ・ミーティングは、国際社会及び国内におけるSDGsの実施状況を共有するとともに、環境側面からのSDGsの取組を推進するために、民間企業や自治体、NGOなどの様々な立場から先行事例を共有して認め合い、さらなる取組の弾みをつける場として平成28年度から開催しているものです。
2.概要
地域循環共生圏をはじめとする、SDGs達成に向けた環境側面からのアプローチにおいては、「脱炭素化」、「循環経済」、「自然資源の活用」が重要な柱となり、これらの取組を都市・地域レベルで実践することで、環境と成長の好循環を生み出し、SDGsの達成に必要となる地域の活力を生み出します。
前回までの会合においては、SDGsの達成に向けた都市・地域の重要性を取り上げ、地域資源を持続可能な形で最大限活用することで、環境・経済・社会の統合的向上を図り、農村漁村も都市も活かす、我が国の地域の活力を最大限に発揮するコンセプトである「地域循環共生圏」の実現に向けた取組や、その中でも循環経済・海洋プラスチックごみ問題に関する取組を紹介しました。
今回は、前回までの地域循環共生圏に関する議論を踏まえ、地域における自然資源の活用や生物多様性の保全に焦点をあて、産業界、自治体、NPO等による取組を紹介します。
SDGs達成に向けた生物多様性保全の問題とその対策を深掘りすることで、どのように自然の恵みを地域資源として活用し、地域における魅力の再発見と豊かな暮らし(地域循環共生圏)の実現につなげていけるのかについて、構成員・参加者を交えて議論を深めます。
3.開催案内
名称 持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング第9回会合
日時 3月25日(月)16:30~19:00
場所 AP新橋 A室
定員 200名程度 ※一般公開
参加費 無料
主催 環境省
共催 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
議題 ※予定
-
SDGs達成に向けた生物多様性の保全に関する環境省の取組について
-
SDGs達成に向けた生物多様性の保全に関する産業界、自治体、投資家等の取組について
<登壇者・構成員・参加者を交えた意見交換>
4.傍聴申し込み方法
傍聴希望の方は、以下IGESのウェブサイトから3月25日(月)10時までにお申し込みください。席に余裕がある場合、期限後も申し込みを受け付けます。詳細はウェブサイトで御確認ください。
なお、環境省では、環境負荷削減の観点から審議会等の資料のペーパーレス化を推進しています。今回の会合の資料は、当日、会場内にスクリーンを設置して投影することとし、参加者への印刷資料配布は行わない予定です。3月22日(金)17時(予定)までに上記ウェブサイトに資料を掲載致しますので、掲載された資料をお持ちのノートパソコン・タブレット等に保存の上、当日御持参いただく等、ペーパーレス化への御協力をお願い致します。なお、掲載時期が変動した場合は御了承ください。
会場内には、無線LANのアクセスポイントも御用意いたしますが、周囲の電波環境、回線の利用状況等により、通信速度の大幅な低下や、通信自体が御利用いただけなくなる場合があります。会場から上記ウェブサイトにアクセスし掲載された資料を閲覧される場合には、御自身でも通信環境を御用意いただくことを推奨いたします。
5.取材について
当日取材を御希望の方は、申し込みフォーム
よりお申し込みください。事前に申し込まれた場合には、会合冒頭の頭撮りに限って写真撮影などを行うことが可能です。
持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング 構成員
※敬称略、順不同
氏 名 |
所 属 ・ 役 職 |
|
構 成 員 |
||
1 |
有馬 利男 |
一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン代表理事 |
2 |
福田 加奈子 |
住友化学株式会社CSR推進部長 |
3 |
関 正雄 |
損害保険ジャパン日本興亜株式会社CSR室シニアアドバイザー 明治大学経営学部特任教授 |
4 |
鎌田 長明 |
公益社団法人日本青年会議所2019年度会頭 |
5 |
星野 智子 |
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)運営委員 |
6 |
薗田 綾子 |
株式会社クレアン代表取締役社長 |
7 |
藤田 香 |
株式会社日経BP社 日経ESG編集シニアエディター & 日経ESG経営フォーラムプロデューサー 富山大学客員教授 |
8 |
川廷 昌弘 |
株式会社博報堂広報室CSRグループ推進担当部長 |
9 |
小田 亜紀子 |
独立行政法人国際協力機構(JICA)企画部 参事役 |
10 |
竹本 和彦 |
国連大学サステイナビリティ高等研究所 所長 |
11 |
蟹江 憲史 |
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授 |
12 |
田崎 智宏 |
国立研究開発法人国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センター 循環型社会システム研究室 室長 |
13 |
薬師寺 えり子 |
横浜市温暖化対策統括本部 本部長 |
14 |
遠藤 健太郎 |
内閣府地方創生推進事務局 参事官 |
15 |
甲木 浩太郎 |
外務省国際協力局地球規模課題総括課長 |
16 |
福島 健彦 |
環境省地球環境局国際連携課長 |
ファシリテーター |
||
1 |
三好 信俊 |
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)専務理事 |
連絡先
環境省地球環境局国際連携課
- 代表03-3581-3351
- 直通03-5521-8243
- 課長福島 健彦(内線 6760)
- 課長補佐福井 陽一(内線 6747)
- 担当松藤 佑介(内線 6799)