日中水質汚染対策協力

泰州市
対象国・地域 | 中国 |
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実施期間 | 2008年度~ |
関連サイト | http://www.eic.or.jp/library/pickup/ pu100820.html |
プロジェクトの紹介
中国と日本国環境省とは水質汚濁対策の分野でいろいろな協力が進んでいます。2006年12月に日本国環境省と中国国家環境保護総局(当時)の両環境大臣の合意によって開始した水環境管理を強化するための日中共同研究の実施、2008年5月の中国国家主席訪日時に日中両国の環境大臣間で締結された「農村地域等における分散型排水処理モデル事業協力実施に関する覚書」による同モデル事業の実施、2006年から開始した中国十一五計画の汚染物質に対する排出総量規制を達成させるための日本の経験を生かした窒素及び燐の総量削減に関する日中共同研究の実施及び2011年4月に日中両国の環境大臣間で締結された「農村地域等におけるアンモニア性窒素等総量削減モデル事業協力実施に関する覚書」に基づく事業の実施、さらには2015年6月からは畜産汚染対策分野の協力も開始し、中国の水質汚濁防止を図る上で残された課題への対応を行っています。これらの水質汚濁対策協力を通じ、継続的な協力への発展と日本企業の中国における水環境ビジネス展開を支援しています。

浙江省嘉興市に建設した分散型生活排水処理モデル施設