焼却炉性能指針の策定支援

MONRE-WENIDとの協議の様子
対象国・地域 | ベトナム |
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実施期間 | 2014年度~2015年度 |
プロジェクトの紹介
ベトナム国においては、近年の急速な経済発展により特に大都市において廃棄物の発生量が急激に増加しています。それに伴い最終処分場の逼迫という問題も顕在化しており、廃棄物発生の抑制および廃棄物埋立処分量の削減が喫緊の課題となっています。
本事業は、平成25 年12 月に締結された「日本国環境省とベトナム国天然資源環境省の間の環境協力に関する協力覚書」(平成28年12月更新)に基づき、ベトナム国側から協力要請された廃棄物関係法令作成の支援の一環として、ベトナム国天然資源環境省(MONRE)ベトナム環境総局(VEA)廃棄物管理環境改善部(WENID)を対象に、都市ごみ焼却施設に関する技術基準の策定支援を行ったものです。
その結果、平成28年3月にMONRE大臣の承認を得て「一般廃棄物焼却炉に関する国家技術基準を規定する通達」が公布されました(平成28年5月施行)。