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放射線に関する『よくある質問』

- 現在、水を購入して飲んでいますが、水道水は飲んでも大丈夫ですか。
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水道水の安全は、水道法の51項目基準をクリアしていて、放射性セシウムに関しても全て基準値以下で1リットル当たり1ベクレル未満が多くなっています。
参考リンク
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野菜を自宅で栽培しています。
家で食べる量しか栽培していないので、測定した場合に家で食べる分が無くなってしまわないか心配です。 -
野菜そのままではなく小さく砕いて測定試料にする方法を破壊式といいますが、その方法による測定器の場合、コップ1杯程度100gの量で測定が可能です。
また、非破壊式の場合、自治体によっては300gから測定が可能で食材は測定後にお返しし、自宅に持ち帰って食べることもできます。参考リンク
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前の年、山で採れた筍を検査したところ不検出でした。
その場合、次の年からは測らなくても大丈夫ですか。 -
そうとも限りません。
今年採れた筍が、前の年と全く同じ場所で採れたものであれば、不検出の可能性は高いと思われますが、同じ山でも採れた場所が異なると、採れた筍に含まれる放射性物質の濃度も変わります。
筍、きのこなど山のものは、その都度測って食べていただいた方が安心です。参考リンク
- 放射性物質を含む食べ物を食べた場合、放射性物質は体内に残ったままですか
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放射性物質を含む食物や飲料水を食べた場合、放射性物質は体内の臓器等に蓄積した後、その物質の性質等により代謝された後、主に尿や便に含まれて体外に排出されます。
例えば、放射性セシウムの場合は特定な臓器に蓄積することなく、全身の筋肉などに蓄積した後、代謝され、大人は約3か月、子どもは約1か月で半分の量になります。
大人で3年、子どもで1年経つと、だいたい1000分の1以下の量になり、ほぼなくなると考えて良いです。参考リンク