放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(平成28年度版、 HTML形式)

第3章 放射線による健康影響
3.6 がん・白血病

被ばく年齢ごとの生涯リスク

被ばく年齢ごとの生涯リスク
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被ばくによる過剰相対リスク(被ばくしていない集団に比べ、被ばくした集団ではどのくらいがん発症のリスクが増加したかを表す値)の大きさは、被ばく年齢によって異なります。
例えば、10歳の男の子が、被ばくしないときにはその後の生涯で30%の発がんの可能性がありますが、100ミリシーベルト被ばくした場合は発がんリスクが2.1%増加し、32.1%になると推定されています。
一方、50歳の男性では、その後の生涯での発がんの可能性は20%ですが、100ミリシーベルト被ばくした場合の発がんリスクは0.3%増加し、20.3%になると推定されています。
(関連ページ:上巻P107、「被ばく時年齢とがんの種類」

本資料への収録日:平成25年3月31日

改訂日:平成27年3月31日

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