放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(平成28年度版、 HTML形式)

第2章 放射線による被ばく
2.4 線量測定と計算

食品からの被ばく線量(計算例)

食品からの被ばく線量(計算例)
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例えば、大人がセシウム137を含んだ飲食物を摂取した場合の線量を計算してみます。
1kg当たり100ベクレルのセシウム137を含んだ食品を0.5kg食べたとします。
実際に口に入ったセシウム137の量は、50ベクレルになります。この量に実効線量係数を乗じることで、預託実効線量(上巻P54、「預託実効線量」)を求めることができます。
実効線量係数は、放射性物質の種類ごと、経路ごと(吸入摂取か経口摂取か)、年齢ごとによって、細かく定められています。

本資料への収録日:平成25年3月31日

改訂日:平成27年3月31日

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