例えば、大人がセシウム137を含んだ飲食物を摂取した場合の線量を計算してみます。
1kg当たり100ベクレルのセシウム137を含んだ食品を0.5kg食べたとします。
実際に口に入ったセシウム137の量は、50ベクレルになります。この量に預託実効線量係数を乗じることで、預託実効線量(上巻P56「預託実効線量」)を求めることができます。
預託実効線量係数は、放射性物質の種類ごと、経路ごと(吸入摂取か経口摂取か)、年齢ごとに、細かく定められています (上巻P57「実効線量への換算係数」)。
本資料への収録日:2013年3月31日
改訂日:2015年3月31日
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