サーベイメータで計測される空間線量率には、自然界からのγ(ガンマ)線も含まれています。もし東京電力福島第一原子力発電所事故による放射線量のみを算出する場合は、今実測される空間線量率から、東京電力福島第一原子力発電所事故前の計測値(バックグラウンド値)を引き、事故による上昇分を求めます。事故前の値は、ウェブサイト「日本の環境放射能と放射線(http://www.kankyo-hoshano.go.jp)」で調べることができます。
こうして屋外と屋内の空間線量率が分かれば、それぞれに、屋外で過ごす時間や屋内で過ごす時間を乗じて、1日分の被ばく線量や1年分の被ばく線量を求めることができます。
本資料への収録日:平成25年3月31日
改訂日:平成27年3月31日