放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(平成28年度版、 HTML形式)

第2章 放射線による被ばく
2.4 線量測定と計算

外部被ばく線量の特徴

外部被ばく線量の特徴
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同じ量だけ放射性物質があったとしても、放射線の強さは、放射線を出しているものから近ければ強く、遠ければ弱くなります。放射性物質が1箇所にあるのであれば、距離の2乗に反比例して放射線量は弱くなります。
外部被ばく線量を計算するときには、放射能の強さを表すベクレルからではなく、人体が受けた放射線の量(グレイあるいはシーベルト)から計算します。
線量率が一定であるならば、その線量率に放射線を浴びていた時間を乗じることで被ばく量を計算することができます。

本資料への収録日:平成25年3月31日

改訂日:平成27年3月31日

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