業務用・施設用蛍光灯等のPCB使用安定器の事故に関する対策について

環境省
経済産業省

業務用・施設用蛍光灯等のPCB使用安定器については、昭和47年に製造が中止されていますが、現在でも一部の施設において使用が続けられている実態があります(ただし、一般家庭用の蛍光灯には使用されておりません)。
こうした状況の中、先般、八王子市等の小学校で蛍光灯の耐用年数を過ぎたPCB使用安定器が破裂し、PCB絶縁油が小学生の身体に付着するという事件が発生しました。
こうした事件は、国民の健康を保持するのみならず、環境汚染を防止する上で見過ごすことのできない事態であるとの認識のもと、政府一体となって対策に取り組む旨別添参考1のとおり、その対策について閣議了解されたところです。
その中で、「環境庁、厚生省及び通商産業省(平成13年1月6日以後は、経済産業省及び環境省)は、PCB使用安定器に係る業務用・施設用照明器具の範囲及びその安全対策並びに保管の方法等に関し、ホームページ等を活用して広く情報を提供する」とあるとおり、業務用・施設用蛍光灯等のPCB使用安定器を含めたPCB全般の情報について、環境省及び経済産業省で広く情報提供を行うこととしました。
そのため、以下に、PCB使用安定器を中心としたPCBに関する情報を掲載します。
これらの情報がPCB使用安定器対策の実施、PCB問題への理解の深度化等に役立つことを期待しております。
<問い合わせ先>
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課
TEL03-5501-3156
環境省総合環境政策局環境保健部企画課
TEL03-5521-8253