里海ネット

全国の里海活動状況

8.課題に対する解決策

石川県の事例『クリーン・ビーチいしかわ実行委員会』

石川県の事例『クリーン・ビーチいしかわ実行委員会

◆主体 : 任意の団体(地域のラジオ放送会社が提唱)
◆協力団体 : 地方公共団体、漁業関係者、民間団体
◆開始年度:平成7年~
◆資金 : 助成金(地方公共団体)、寄付金
◆情報発信 : ラジオ放送や、ホームページ、機関誌など

ラジオや新聞等の広報協力により、活動の広がりがみられる事例

目標(キーワード:美しい海の保全・再生)

海をきれいにするには、内陸部の清掃も必要として、全市・町にごみ袋を配布し、海に面していない自治体でも実施。平成7年から開始し年間10万人の参加を目指している。

実施(キーワード:多様な活動、積極的な広報)

県内清掃統一デーとして5月最終日曜日に「クリーン・ビーチいしかわinかなざわ」をはじめとする海岸清掃を行うとともに、ラジオ放送を通じて、県内各地域で行われる海岸清掃の日程を広報するなど、全県的に海岸清掃への呼びかけと、啓発活動を展開。秋には、学生クリーン・ビーチいしかわ大作戦を開催し、次代への郷土学習を実施している。

小さな子供として参加した人が大きくなって調査を手伝っています

効果と課題 (キーワード:人のつながり)

  • ラジオ放送での啓発CMによる効果を実感。
  • マスコミに清掃活動が取り上げられることで、学校やグループ、企業団体が「クリーン・ビーチいしかわ」の活動に賛同が得られているものと考えている。
  • 少子高齢化と猛暑による熱中症予防や台風などで活動を中止する場合も出始めている。
小さな子供として参加した人が大きくなって調査を手伝っています
出典: クリーン・ビーチいしかわ、ほか