報道発表資料

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2006年04月28日
  • 保健対策

化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)危険有害性分類事業第3回目の公表について

環境省及び関係省庁では、「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)」に基づき、事業者が化学物質等安全データシート(MSDS)や表示を作成する際の参考となるよう、化学品の分類事業を行っています。
 今回は、本事業で分類を予定している約1,500物質のうち、246物質の分類結果を、以下のHPにおいて公表します。
 http://www.safe.nite.go.jp/ghs/index.html
 今後、1ヶ月に1度程度、同HPにおいて分類結果を順次公表し、本年内を目途に全分類対象物質の分類結果の公表を終える見込みです。

1.背景

 平成15年(2003年)7月、国連よりGHSの導入が勧告されました。GHSは、化学品をその危険有害性(ハザード)ごとに分類して、その危険有害性が一目で分かるようなラベルの表示や安全データシートを提供する場合には、世界的に統一されたルールに従って行うことを勧告したものです。
 GHSは、アジア太平洋経済協力(APEC)諸国間では平成18年(2006年)までに、ヨハネスブルグサミット(平成14年に開催)では平成20年(2008年)までに実施することが目標とされています。

2.概要

 GHSに基づきMSDSや表示を作成する際の参考となるよう、環境省、厚生労働省及び経済産業省が中心となり、関係省庁の連携事業として、関係法令におけるMSDS交付対象物質等について、危険有害性の分類を行っています。今回は、分類を予定している約1,500物質のうち、246物質についての分類結果を公表します。
 分類事業の詳細及び分類結果については、下記の(独)製品評価技術基盤機構化学物質管理センターのホームページを御覧ください。
 http://www.safe.nite.go.jp/ghs/index.html
 また、GHSの概要については、下記の環境省のホームページを御覧ください。
 https://www.env.go.jp/chemi/ghs/index.html

3.今後の予定

 本事業においては、今回までに計390物質について分類結果を公表しています。今後、残りの分類対象物質の分類作業を更に進めます。本年内を目途に全分類対象物質の分類結果の公表を終える見込みであり、分類結果については、1ヶ月に1度程度、順次公表していきますので、上記のホームページにて適宜御確認ください。

添付資料

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長:上家 和子(6350)
 課長補佐:神谷 洋一(6356)
 担当:吉崎 仁志(6358)
 担当:須賀 義徳(6358)

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