報道発表資料

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2006年03月30日
  • 保健対策

化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)危険有害性分類事業第2回目の公表について

環境省及び関係省庁では、「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(GHS)」に基づき、事業者が化学物質等安全データシート(MSDS)や表示を作成する際の参考となるよう、化学品の分類事業を行っています。
 今回は、本事業で分類を予定している約1,500物質のうち、労働安全衛生法に関係する46物質の分類結果等を、以下のHPにおいて公表します。
 http://www.safe.nite.go.jp/ghs/index.html

1.背景

 平成15年(2003年)7月、国連よりGHSの導入が勧告されました。GHSは、化学品をその危険有害性(ハザード)ごとに分類して、その危険有害性が一目で分かるようなラベルの表示や安全データシートを提供する場合には、世界的に統一されたルールに従って行うことを勧告したものです。
 GHSは、アジア太平洋経済協力(APEC)諸国間では平成18年(2006年)までに、ヨハネスブルグサミット(平成14年に開催)では平成20年(2008年)までに実施することが目標とされています。

2.概要

 GHSに基づきMSDSや表示を作成する際の参考となるよう、環境省、厚生労働省及び経済産業省が中心となり、関係省庁の連携事業として、関係法令におけるMSDS交付対象物質等について、危険有害性の分類を行っています。今回は、分類を予定している約1,500物質のうち、労働安全衛生法に関係する46物質についての分類結果を公表します。
 分類事業の詳細及び分類結果については、下記の(独)製品評価技術基盤機構化学物質管理センターのホームページを御覧ください。
http://www.safe.nite.go.jp/ghs/index.html

3.今後の予定

 本事業においては、今回までに計144物質について分類結果を公表しています。今後、残りの分類対象物質の分類を進めていきます。次回の公表は平成18年4月を予定しています。

連絡先
環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課
課長:上家 和子(6350)
 課長補佐:神谷 洋一(6356)