ＧＨＳ分類結果データベースに関する意見募集について

１．背景

　平成15年（2003年）７月に国連よりＧＨＳの導入が勧告されました。ＧＨＳは、化学品をその危険有害性 (ハザード)ごとに分類して、その危険有害性が一目で分かるようなラベルの表示や安全データシートを提供する場合には、世界的に統一されたルールに従って行っていこうというものです。
　ＧＨＳは、国際的には、アジア太平洋経済協力（ＡＰＥＣ）諸国間では平成18年（2006年）までの実施、ヨハネスブルグサミット（平成14年に開催）では平成20年（2008年）までの実施が目標とされています。

２．概要

　ＧＨＳに基づきＭＳＤＳや表示を作成する際の参考となるよう、関係省庁の連携事業として、環境省、厚生労働省及び経済産業省が中心となり、専門家の協力を得ながら、ＭＳＤＳ交付対象物質等を対象として分類作業を行い、その分類結果のデータベース化を進めています。
　今回、先行して作業を行っている一部の物質の分類結果等を試験的に公表し、分類結果の公表方法について広く御意見を募ることとしました。今後、対象物質について、順次、分類作業を進めていきます。

３．情報の入手及び意見の受付先

　なお、今回の意見募集は、分類結果の公表方法について行うものであり、結果を踏まえて必要に応じ正式公表の方法を見直すこととします。また、意見募集に当たっては、個別の回答は行いません。