閑院宮邸跡

 閑院宮家は伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家と並ぶ四親王家の一つで、1710年に東山天皇皇子直仁親王を始祖として創立され、公家町南西部のこの場所に屋敷を構えました。創建当初の建物は天明の大火(1788年)で焼失し、その後再建されていますが、現在の建物との関係など詳しいことはわかっていません。

 明治2年の東京遷都に伴い、閑院宮が東京に移られてからは、華族会館や裁判所として一時使用され、御苑の整備が一段落した明治16年、宮内省京都支庁が設置されています。

 第2次世界大戦後の昭和24年、京都御苑が国民公園となってからは、厚生省、のちに環境庁の京都御苑管理事務所などに使用されていました。平成18年3月に改修工事を終え、京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示館と庭園などを開放しております。

施設の案内

<収納展示館>
開館日
/通年(月曜、年末年始を除く)
 月曜日が祝日の場合は、開館
開館時間
/9:00~16:00 16:30閉館
入場料
/無料
<庭園>
開園日
/通年(年末年始を除く)
開園時間
/9:00~16:30
入場料
/無料

閑院宮邸跡収納展示館 特設HP (https://kan-in-nomiya-teiato.jp/)

お問い合わせ

602-0881
京都府京都市上京区京都御苑3
環境省京都御苑管理事務所
Tel:075-211-6348/Fax:075-255-6433