日中韓合同環境研修
この研修プログラムの狙いは、三カ国の環境の現状、課題、対策等について認識を共有し、環境行政官の意見交換を円滑に行い、ネットワークを発達させることにより、三カ国間協力の土台を築くことにあり、三カ国の中央及び地方の環境行政官に参加の機会を提供するものです。
2001年以来三カ国合同で開催され、日中韓の環境行政官が、環境問題に対処するための各国の政策についての討議等を行っています。2024年(第22回)は、日本主催で、「循環経済及び資源効率性」をテーマに、以下のプログラムを福岡県北九州市において実施しました。
<第22回 プログラム概要 於 福岡県北九州市>
○11月6日(水)
- 開講式
- 基調講義:「プラスチック資源循環に関する国際動向と日本の取組」
- 講義:「北九州市の循環ビジョンおよびプラごみアップサイクルの取組と課題」
- 国別プレゼンテーション(テーマ:プラスチックリサイクルの取組と課題)
- アイスブレイク
- ディスカッション
○11月7日(木)
-
視察:5か所
1)プラスチックごみ回収作業見学
2)北九州市エコタウンセンター
3)株式会社ビートルエンジニアリング(分別ライン)
4)響灘ビオトープ
5)株式会社JEPLAN(プラスチックリサイクル) - ラップアップ
- 閉講式
第22回日中韓合同環境研修の様子
第21回
2023.12.6~12.9(中国)
地域レベルでの低炭素(脱炭素)な開発の促進
第20回
2023.2.14~2.17(韓国・オンライン方式)
資源循環と廃棄物管理
<2020年、2021年は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い延期>
第19回
第19回日中韓合同環境研修
2019.9.15~9.21(日本)
地域における環境管理
第18回
2018.11.18~11.23(中国)
グリーン開発と市民参加
第17回
2017.10.15~10.21(韓国)
持続可能な成長のための生物多様性
第16回
2016.11.6~11.12(日本)
資源循環利用/3R
第15回
2015.11.8~11.14(中国)
環境保護に関する公衆参加の促進
第14回
2014.11.2~11.8(韓国)
生物多様性の保全
第13回
2013.11.17~11.23(日本)
持続可能な都市の大気環境
・大気汚染のモニタリング、防止及び規制のための技術
・大気汚染防止に係る施策
第12回
2012.11.25~12.1(中国)
湖の保全
・湖の環境保全
・湖の環境保全に係る教育・普及啓発
第11回
2011.11.20~11.26(韓国)
低炭素・グリーン成長
・グリーン成長に係る教育とエコライフスタイルの実践戦略
・グリーン技術開発とグリーン産業振興計画
第10回
第10回日中韓合同環境研修
(2010年11月 東京)
2010 11.21~11.27(日本)
水環境保全
・淡水域における水質汚染の現状と課題
・地下水汚染対策
第9回
2009 11.22~11.28(中国)
生物多様性の保護と持続可能な利用の推進
・生物多様性の保護と持続可能な利用の推進に係る政策及び法制度
・生物多様性の保護と持続可能な利用の推進に係る普及啓発及び教育
第8回
2008 11.23~11.29(韓国)
・廃棄物からのエネルギー回収に係る政策
・環境配慮型の廃棄物管理(3Rを含む)
第7回
2007 11.25~12.1(日本)
・化学物質管理 ・ESD(持続可能な開発のための教育)
・環境教育/環境意識の普及・啓発
第6回
2006 11.20~11.26(中国)
・循環経済(3R)政策及び法制度について
・自然環境再生手法について
第5回
2005 11.20~11.26(韓国)
・都市大気汚染 ・循環型社会
第4回
2004 11.21~11.27(日本)
・循環型社会(廃棄物・リサイクル対策) ・地球温暖化
第3回
2003 12.1~12.10(中国)
・水質管理 ・廃棄物管理
・北東アジア地域における国際環境協力
第2回
2002 12.2~12.11(韓国)
・大気保全 ・水質保全 ・廃棄物管理
第1回
2001 11.27~12.4(日本)
・ 日中韓各国の環境行政に関する行政組織体制と業務の概要
・ 淡水域の水質汚染の現状と課題