地中熱関係
地中熱の利活用
地中熱は主に空調用途として、住宅、事務所、庁舎等、さまざまな場所で利用されています。
日本国内でも設置件数は伸びており、これからの普及が期待されています。
日本国内でも設置件数は伸びており、これからの普及が期待されています。
導入事例
東京スカイツリー®地域
東京スカイツリー®地域では、地域熱供給(熱供給プラントで温水や冷水等をまとめて製造し、地域内の建物に供給するシステム。地域冷暖房ともいう)で地中熱利用システムを採用しています。
基礎杭とボアホールに設置されたチューブを使い、地中と熱交換を行っています。
▷ 導入事例インタビュー:導入事例 東京スカイツリー®地域
基礎杭とボアホールに設置されたチューブを使い、地中と熱交換を行っています。
▷ 導入事例インタビュー:導入事例 東京スカイツリー®地域

東京国際空港(羽田空港)第3ターミナル
羽田空港第3ターミナルでは、土地の特徴に合わせた地中熱利用を行っています。
羽田空港では、地中約50mまで基礎杭を打ち、建物を安定させています。この杭に熱交換用のチューブを巻き付けて地中熱を回収し、冷暖房として利用しています。
羽田空港では、地中約50mまで基礎杭を打ち、建物を安定させています。この杭に熱交換用のチューブを巻き付けて地中熱を回収し、冷暖房として利用しています。

学校
長野県軽井沢町の町立軽井沢中学校では、冷暖房に地中熱を導入しています。
空気熱源システムと比較して、校舎外観を空調機器(室外機)で損なうことがないため、観光地軽井沢の景観保護の観点からも評価されています。
また、校舎入口にはモニターが設置され、地中熱利用の稼働状況を「見える化」する等、授業の教材としても利用されています。
空気熱源システムと比較して、校舎外観を空調機器(室外機)で損なうことがないため、観光地軽井沢の景観保護の観点からも評価されています。
また、校舎入口にはモニターが設置され、地中熱利用の稼働状況を「見える化」する等、授業の教材としても利用されています。

融雪利用
道路の下に配管を埋め、地中熱によって温められた水や不凍液等を循環させることで舗装を温め、融雪及び凍結防止を行います。
地下水のくみ上げによる地盤沈下の障害発生の抑制も可能です。
地下水のくみ上げによる地盤沈下の障害発生の抑制も可能です。

農業用途
地中熱を利用した温室の冷暖房を行うことで、光熱費の削減だけでなく作物としての新しい付加価値を生み出す可能性もあることから、農業に地中熱利用システムを導入する事例が増えています。
