古来より藻場・千潟の海が多く、地域性の高い海産物が獲れる岡山県内沿岸エリア。
漁獲される水産物は少量多品種のため、独特の調理法が岡山の魚食文化を作ってきましたが、
近年はその魚食文化が継承されていないことに加え、海の貧栄養化や温暖化等により、
魚種の変化や水揚げ高の減少などが起きていることから、アマモ場の保全や再生、
知識の継承などや情報発信などを行なっています。
岡山県内沿岸エリア(日生)の風景
岡山県内沿岸エリアで獲れる
新鮮な水産物
牡蠣
養分が豊富な瀬戸内海で育つ日生牡蠣は、実入りが良くジューシーでぷりっぷりの身が楽しめます。
アナゴ
夏先に旬を迎えるアナゴは、岡山の夏の風物詩として人気。冬の稚魚も岡山ではベラタとして郷土の味となっています。
えび
赤エビや、サルエビ、ヨシエビ、クマエビ、モエビなど、季節によって様々なエビを見ることができます。
げた(舌平目)
イタリアンの高級魚でもある舌平目は、岡山県民のソウルフードとも言われ、「げた」の愛称で煮魚として食卓に並ぶ定番の魚です。
岡山県内沿岸エリアの四季
岡山県は、「晴れの国おかやま」というキャッチフレーズがある、日照時間が長く雨の少ない温暖な地域で、
鉄分を含んだ良質な粘土から作られる備前焼や、冬を代表する豊富な海の幸が魅力の町です。
四季を通じた日生の魅力やイベント、生物の移り変わりをフェノロジーカレンダーでご紹介します。
活動団体岡山水産物流通促進協議会(おかとと)
- 所在地
- 岡山市北区二日市町232(株式会社長谷井商店内)
2022(令和4)年度
モデル事業で実施した
エコツアーの視察
(ひなせうみラボ)
アマモ場保全の
取組に関する勉強会
底曳き網で獲った魚介類の説明を受けながら、仕分け作業体験
地元の魚介類を使った料理の試食
日生へのアクセス
※岡山県内の瀬戸内海に面したそれぞれの港町、島へは岡山駅から各種交通機関で約30~60分。