報道発表資料

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2026年11月06日
  • 保健対策

化学物質に関するグローバル枠組み(GFC) 第1回国際会議(IC1)の開催について

1.  2026年11月16日から20日まで、スイス・ジュネーブにおいて、化学物質に関するグローバル枠組み(GFC)第1回国際会議(IC1)が開催されます。
 
2.  GFCは、各国政府、国際機関、産業界、市民社会、学術界など、多様な主体が取り組む化学物質管理に関する自主的な国際枠組みとして2023年に採択され、5つの戦略的目的と28のターゲットが掲げられています。
 
3.  IC1は、GFCの採択後初めて開催される国際会議です。IC1では、戦略的目的・ターゲットの達成状況を把握するための指標や、今後優先して取り組むべき懸念課題等について議論が行われ、関連する決議の採択が見込まれます。
 
4.  我が国は、アジア・太平洋地域のフォーカルポイントとして地域内の意見調整を担うとともに、我が国の化学物質管理に関する経験や取組を踏まえ、議論に積極的に貢献してまいります。

■ 背景

 化学物質に関するグローバル枠組み(Global Framework on Chemicals:GFC)は、環境と人の健康を保護するために、化学物質と廃棄物の有害な影響を防止、又はそれが実行可能ではない場合は最小化することを目的として、第5回国際化学物質管理会議(2023年9月にボンで開催)で採択されたもの。5つの戦略的目的及び28の個別ターゲットを設定し、多様な部門(農業、環境、保健、教育、金融、開発、建設、労働等)における多様な主体(政府、政府間組織、市民社会、産業界、学術界等)による、化学物質のライフサイクル*を通じた化学物質管理を目指している。(*製造から使用、循環利用、廃棄に至る過程)
 我が国では、GFCの採択を受け、第六次環境基本計画における化学物質管理政策をGFCの5つの戦略的目的に沿って整理させるとともに、2024年4月にGFC関係省庁連絡会議を設置し、「化学物質と環境に関する政策対話」での議論やパブリックコメントの結果も踏まえ、2025年4月に「GFC国内実施計画」を策定した。GFCの趣旨及び同計画に基づき、関係省庁と連携して化学物質管理と廃棄の適正管理に資する取組を推進している。また、アジア・太平洋地域における地域フォーカルポイントを務め、地域内での調整や能力構築等の役割も担っている。
 本会議は、GFC採択後に開催される初の国際会議であり、GFCのビジョンや戦略的目的の達成に向けて、「進捗の追跡(進捗管理指標の選定を含む)」、「アクションの加速(優先的に取り組むべき懸念課題案の選定を含む)」及び「インパクトの創出に向けた動員(主に化学物質管理と金融・投資の融合等)」の3つを軸とした議論が行われる予定。

■ 会議の概要

(1)会議の開催期間等

・ 開催期間:2026年11月16日 ~ 20日(15日に事前地域会合等が開催)
・ 開催場所:ジュネーブ(スイス連邦)
・ 主    催:国連環境計画(UNEP)
・ 出席者:各国政府代表、関係国際機関、産業界、非政府機関等

(2)主な議題

〇組織的事項
 ・ 手続規則
 ・ 議題の採択
 ・ 作業形態
〇実施状況を把握するための指標及び手法等の検討
〇バリューチェーン全体における取組の実施・推進方策
〇インパクト創出に向けた資金、人材、技術、イノベーション等の動員
〇ハイレベル対話・マルチステークホルダーとの対話

(3)会議文書等

議題・会議文書等は以下のウェブサイトから入手可能です。
https://www.unep.org/en/global-framework-chemicals/international-conference-1

■ 我が国のGFC実施に関するこれまでの状況

2023年9月   第5回国際化学物質管理会議(ICCM5)においてGFCが採択(我が国は、個別議題の議長を務めるなど、円滑な合意形成に貢献)
2024年4月  GFC関係省庁連絡会議を設置
2024年5月  第六次環境基本計画を閣議決定(化学物質管理政策に関する記載をGFCの戦略的目的に沿って整理)
2025年4月  我が国の「GFC国内実施計画」を策定

連絡先

環境省大臣官房環境保健部化学物質安全課水銀・化学物質国際室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8260
課長
塚田 源一郎
室長
高木 恒輝
企画官
長谷 代子
担当
小原 瑠夏
担当 
内田 祐香