報道発表資料
2025年04月18日
- 地球環境
「P4Gサミット2025」が開催されました。
2025年4月16日~17日、ベトナム社会主義共和国・ハノイにおいて、「P4G(Partnering for Green Growth and the Global Goals 2030)サミット2025」が開催され、勝目環境大臣政務官が出席しました。
1.会合の概要
(1)日程・場所
2025年4月16日~17日 ベトナム社会主義共和国・ハノイ
(2) 主催
ベトナム社会主義共和国
(3) 出席者
ベトナム社会主義共和国、エチオピア連邦民主共和国、インドネシア共和国、ケニア共和国、大韓民国、デンマーク王国、南アフリカ共和国、コロンビア
共和国、オランダ王国、ラオス人民民主共和国、カンボジア王国、ルワンダ共和国、アラブ首長国連邦、中華人民共和国、日本、カタール国、
シンガポール共和国、イタリア共和国の首脳、閣僚級等が出席。
我が国からは、勝目環境大臣政務官ほかが出席しました。
共和国、オランダ王国、ラオス人民民主共和国、カンボジア王国、ルワンダ共和国、アラブ首長国連邦、中華人民共和国、日本、カタール国、
シンガポール共和国、イタリア共和国の首脳、閣僚級等が出席。
我が国からは、勝目環境大臣政務官ほかが出席しました。
2.議論の概要
ベトナム社会主義共和国は、4月16日~17日にハノイでP4G・ハノイ・サミット2025を開催し、メンバー国を含む多くの招待国や、国際機関、民間企業等が参加しました。P4G (Partnering for Green Growth and the Global Goals 2030)は、持続可能な経済成長とSDGs達成のため、官民連携強化を目的として、デンマーク主導で2018年に設立されたネットワークです。
勝目環境大臣政務官は、首脳級が参加するハイレベルプレナリー・セッションにおいて、サミットへの祝意を含む石破総理大臣のメッセージ(※)を紹介するとともに、我が国の新しいNDC(排出削減目標)やJCM(二国間クレジット制度)について発信し、脱炭素、エネルギー安定供給、経済成長の同時実現の重要性を強調しました。加えて、我が国で開催中の「大阪・関西万博」への各国の参加を呼び掛けました。また、「グリーントランジションと持続可能な開発のための革新的技術」をテーマとした閣僚級セッションに参加し、廃棄物発電や浄化槽といった生活環境・衛生の改善につながる技術、有用金属のリサイクルなどのサーキュラーエコノミーを支える技術、GOSAT(温室効果ガス観測技術衛星)をはじめとするAIを活用した環境監視技術について発信しました。
勝目環境大臣政務官は、首脳級が参加するハイレベルプレナリー・セッションにおいて、サミットへの祝意を含む石破総理大臣のメッセージ(※)を紹介するとともに、我が国の新しいNDC(排出削減目標)やJCM(二国間クレジット制度)について発信し、脱炭素、エネルギー安定供給、経済成長の同時実現の重要性を強調しました。加えて、我が国で開催中の「大阪・関西万博」への各国の参加を呼び掛けました。また、「グリーントランジションと持続可能な開発のための革新的技術」をテーマとした閣僚級セッションに参加し、廃棄物発電や浄化槽といった生活環境・衛生の改善につながる技術、有用金属のリサイクルなどのサーキュラーエコノミーを支える技術、GOSAT(温室効果ガス観測技術衛星)をはじめとするAIを活用した環境監視技術について発信しました。
3.その他
本会合の機会を利用して、勝目環境大臣政務官は、ベトナムのズイ農業環境大臣と二国間会談を行うとともに、多くの参加者と個別に意見交換しました。
(※参考)石破総理大臣のメッセージ
P4Gハノイ・サミット2025の盛大な開催に祝意を表します。世界は複合的危機に直面し、多様なステークホルダーによる対応がこれまで以上に不可欠です。こうした中で、数多くのパートナーの連携を促進する、このP4Gというネットワークは大変時宜に叶ったものであり、ホスト国であるベトナムのイニシアティブに敬意を表します。日本とベトナムは、2023年、外交関係樹立50周年を迎えました。昨年、私(石破総理)は、ルオン・クオン国家主席、ファム・ミン・チン首相、チャン・タイン・マン国会議長と会談し、「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」の下で関係を強化していくことを確認しました。我が国は、P4Gが焦点を当てる気候変動等の分野において、ベトナム社会主義共和国をはじめとする世界各国との協力を深めていく所存です。
連絡先
環境省地球環境局国際連携課 / 気候変動国際交渉室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8330
- 室長
- 小沼 信之
- 担当
- 平林 沙雪