報道発表資料

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2024年12月26日
  • 大気環境

第16回アジアEST地域フォーラムの結果について

1. 環境省は、アジア地域における環境的に持続可能な交通(Environmentally Sustainable Transport (EST))の実現に向けて、2024年12 月10 日~12 日に、フィリピン共和国・マニラにおいて、国際連合地域開発センター(UNCRD)等との共催で「第16 回アジアEST 地域フォーラム」を開催しました。

2. 今回のフォーラムでは、各国のEST に関する政策の共有や幅広い意見交換とともに、第14 回フォーラムで採択された愛知宣言2030の目標に対する各国の取組状況についてフォローアップが実施されました。
※ アジアの脱炭素化等に向けた動きを加速化するために、SDGs やパリ協定などの国際潮流に沿いながら、2030 年までのEST の目標を掲げたもの

■ 会議概要

○ 日 程: 2024 年12 月10 日~12 日
○ 場 所: フィリピン共和国・マニラ
○ 主 催: 日本国環境省、国際連合地域開発センター(UNCRD)、フィリピン共和国運輸省(DOTr)等との共催。
○ 参加者: アジア15 カ国※)の政府(環境・交通関係省庁等)の幹部、アジア諸国の自治体の幹部、交通と環境分野に関する学識経験者等の専門家、国際機関関係者 他
※) バングラデシュ人民共和国、ブータン王国、ブルネイ・ダルサラーム国、カンボジア王国、インド共和国、イラン・イスラム共和国、日本、ラオス人民民主共和国、モルディブ共和国、モンゴル国、ネパール、スリランカ民主社会主義共和国、タイ王国、ベトナム社会主義共和国、フィリピン共和国

■ 主な結果

(1)  各セッションにおいて、アジア各国及び国際機関からベストプラクティス等に関する発表が行われました。日本からは、日本のEST に関連する政策(交通分野での大気汚染対策)や日本国内の地域におけるEST の事例(岩手県陸前高田市の取組)等について紹介しました。
(2)  愛知宣言2030 の目標のうち、Goal 1c 大気汚染、Goal 3 経済的持続可能性、Goal 5 都市へのアクセスに対する各国の政策等の取組状況についてフォローアップが行われました。

■ その他

本フォーラムのプログラムについては、関連リンク先を御参照ください。

■ 参考

《アジアEST 地域フォーラムとは》
 アジア地域における環境的に持続可能な交通を目指し、国際連合地域開発センター(UNCRD)と連携してハイレベル政策対話を推進するもの
《設立年》 2005 年
《主な取組内容》
 ・  EST に関する各国の政策、先進事例等の情報共有・意見交換
 ・  環境と交通分野の専門家・学識経験者からの助言・情報提供 等

■ 関連リンク先

・ 国際連合地域開発センター(UNCRD)
  https://uncrd.un.org/

・ 第16 回アジアEST 地域フォーラム
     https://uncrd.un.org/content/16th-est-forum

連絡先

環境省水・大気環境局モビリティ環境対策課
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8302
課長
平澤 崇裕
係長
田辺 和泰
担当
西山 里絵子
担当
山本 敬介