報道発表資料
環境省は、学校教職員のほか、行政関係者、民間企業、NPO/NGO、大学生・大学院生等の環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方を対象に、琵琶湖国定公園における研修を令和7年1月18日(土)に開催します。
1.研修の目的
環境省は、文部科学省の協力の下、持続可能な社会の構築を目指して、教職員等を対象とした「令和6年度教職員等環境教育・学習リーダー養成研修」を実施しています。
その一環として、ラムサール条約湿地※1である琵琶湖国定公園※2おいて、「琵琶湖国定公園の湿地を活用した環境教育」をテーマに研修を行います。
本研修では、琵琶湖での伝統漁法「鮎小糸漁」(刺網)による漁業体験の見学や講話のほか、「郷土料理」をテーマとした環境学習プログラムについて、食育と環境教育の専門家による講義等を通じて、効果的な環境教育プログラムを企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。
※1 ラムサール条約湿地について
特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(通称「ラムサール条約」)は、世界的に劣化と消失が著しい湿地生態系の保全とワイズユース(賢明な利用)を推進することを目的としており、琵琶湖は1993年の「ラムサール条約第5回締約国会議」において登録され、国内で9番目のラムサール条約湿地となりました(2008年、西之湖が拡大登録されています)。
2022 年に開催された同条約の第14 回締約国会議(COP14)において「公教育部門における湿地教育」(決議 XIV.11)が採択され、特に学校教育における湿地の保全やワイズユースに関連する環境教育の主流化等が奨励されました。また、本年5月に変更された「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針」(令和6年5月閣議決定)等においても、ラムサール条約湿地における環境教育を推進することとしています。
※2 琵琶湖国定公園について
国定公園は、国立公園に準じる景勝地として自然公園法に基づき環境大臣が指定し、都道府県が管理しています。
琵琶湖国定公園は、昭和25(1950)年に、わが国初の国定公園として指定されました。琵琶湖を中心に、その周りの山々や琵琶湖を源とする宇治川の一部が指定されています。
琵琶湖は、滋賀県の中央部に位置する、我が国最大の湖沼で、1,700種を超える水生動植物が報告されており、魚類はホンモロコ、ビワマス、ビワコオナマズなど17種が生息し、毎冬、コハクチョウ、ヒシクイ等4万羽を超える水鳥類が渡来しています。
【参考】
発表済みの令和6年度教職員等環境教育・学習リーダー養成研修については、以下のとおりです。
・令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について(令和6年6月24日付け環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_03353.html
その一環として、ラムサール条約湿地※1である琵琶湖国定公園※2おいて、「琵琶湖国定公園の湿地を活用した環境教育」をテーマに研修を行います。
本研修では、琵琶湖での伝統漁法「鮎小糸漁」(刺網)による漁業体験の見学や講話のほか、「郷土料理」をテーマとした環境学習プログラムについて、食育と環境教育の専門家による講義等を通じて、効果的な環境教育プログラムを企画、実践することができるリーダー人材を育成するための研修を行います。
また、同時に、本研修は環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある多様な参加者を対象としており、持続可能な社会づくりに関心を持つ参加者間の交流、ネットワークの構築につながることを目的として実施します。
※1 ラムサール条約湿地について
特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(通称「ラムサール条約」)は、世界的に劣化と消失が著しい湿地生態系の保全とワイズユース(賢明な利用)を推進することを目的としており、琵琶湖は1993年の「ラムサール条約第5回締約国会議」において登録され、国内で9番目のラムサール条約湿地となりました(2008年、西之湖が拡大登録されています)。
2022 年に開催された同条約の第14 回締約国会議(COP14)において「公教育部門における湿地教育」(決議 XIV.11)が採択され、特に学校教育における湿地の保全やワイズユースに関連する環境教育の主流化等が奨励されました。また、本年5月に変更された「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針」(令和6年5月閣議決定)等においても、ラムサール条約湿地における環境教育を推進することとしています。
※2 琵琶湖国定公園について
国定公園は、国立公園に準じる景勝地として自然公園法に基づき環境大臣が指定し、都道府県が管理しています。
琵琶湖国定公園は、昭和25(1950)年に、わが国初の国定公園として指定されました。琵琶湖を中心に、その周りの山々や琵琶湖を源とする宇治川の一部が指定されています。
琵琶湖は、滋賀県の中央部に位置する、我が国最大の湖沼で、1,700種を超える水生動植物が報告されており、魚類はホンモロコ、ビワマス、ビワコオナマズなど17種が生息し、毎冬、コハクチョウ、ヒシクイ等4万羽を超える水鳥類が渡来しています。
【参考】
発表済みの令和6年度教職員等環境教育・学習リーダー養成研修については、以下のとおりです。
・令和6年度教職員等環境教育リーダー養成研修の開催について(令和6年6月24日付け環境省報道発表)
https://www.env.go.jp/press/press_03353.html
2.日程・会場等
日 程:令和7年1月18日(土) 9:30~16:30(予定)
会 場:琵琶湖水鳥・湿地センター(滋賀県長浜市湖北町今西1731)
及び琵琶湖 尾上漁港周辺
主 催:環境省
協 力:文部科学省、「体験の機会の場」研究機構※3
※3 「体験の機会の場」研究機構について
都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で16団体が加盟。
会 場:琵琶湖水鳥・湿地センター(滋賀県長浜市湖北町今西1731)
及び琵琶湖 尾上漁港周辺
主 催:環境省
協 力:文部科学省、「体験の機会の場」研究機構※3
※3 「体験の機会の場」研究機構について
都道府県知事等から「体験の機会の場」の認定を受けた事業者が、民間の立場から、体験プログラム等の更なる充実を図るために設立した任意団体で16団体が加盟。
3.主な内容(予定)
・体験プログラム「琵琶湖での伝統漁法による漁業体験~鮎小糸漁(刺網)の見学~」
・講義「郷土料理をテーマにした環境教育プログラムについて~郷土の食文化の観点から~」(堀越 昌子氏: 滋賀大学 名誉教授)
・講義「郷土料理をテーマとした環境学習プログラムについて~環境教育の観点から~」(中村 大輔氏: ラムサールセンター)
・講義「学校とつながるためのワンポイントアドバイス」(關口 寿也氏:全国小中学校環境教育研究会 会長)
![](/content/000273255.jpg)
(過去の体験活動の様子 写真提供:講師)
・講義「郷土料理をテーマにした環境教育プログラムについて~郷土の食文化の観点から~」(堀越 昌子氏: 滋賀大学 名誉教授)
・講義「郷土料理をテーマとした環境学習プログラムについて~環境教育の観点から~」(中村 大輔氏: ラムサールセンター)
・講義「学校とつながるためのワンポイントアドバイス」(關口 寿也氏:全国小中学校環境教育研究会 会長)
など
![](/content/000273224.jpg)
![](/content/000273254.jpg)
![](/content/000273255.jpg)
(過去の体験活動の様子 写真提供:講師)
4.申込方法等
対 象:環境教育や体験活動、地域づくりに関心のある方
(学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNPO/NGOのスタッフ、大学生等)
申込方法:現在、募集定員(20名)に達しているため、募集を終了しております。
申込みのキャンセルが発生した場合は、募集を再開する可能性がありますので、研修公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIKIKk5w6lb1tZFEVZZgvjMTrrQF6OWrk3L19S7dZ4Srwzfg/viewform
参加費:無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス:① 無料送迎バス(JR米原駅 ⇒琵琶湖水鳥湿地センター)
※所要時間約30分
朝:JR米原駅前 08:50出発予定
夕:琵琶湖水鳥湿地センター 16:35出発予定(JR米原駅前へ)
② マイカー利用
※ スマートムーブを推奨しておりますので、①を御検討ください。
【研修に関してのお問合せ】
公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
URL:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
MAIL:esd-kensyu@jeef.or.jp
TEL:03-5834-2897
以上
(学校教職員のほか、行政関係者、民間企業やNPO/NGOのスタッフ、大学生等)
申込方法:現在、募集定員(20名)に達しているため、募集を終了しております。
申込みのキャンセルが発生した場合は、募集を再開する可能性がありますので、研修公式サイトをご確認ください。
公式サイト:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
申込フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIKIKk5w6lb1tZFEVZZgvjMTrrQF6OWrk3L19S7dZ4Srwzfg/viewform
参加費:無料(ただし、交通費、宿泊代、昼食代は自己負担となります。)
アクセス:① 無料送迎バス(JR米原駅 ⇒琵琶湖水鳥湿地センター)
※所要時間約30分
朝:JR米原駅前 08:50出発予定
夕:琵琶湖水鳥湿地センター 16:35出発予定(JR米原駅前へ)
② マイカー利用
※ スマートムーブを推奨しておりますので、①を御検討ください。
【研修に関してのお問合せ】
公益社団法人日本環境教育フォーラム(研修運営事務局)内
URL:https://www.jeef.or.jp/activities/esd_teacher/
MAIL:esd-kensyu@jeef.or.jp
TEL:03-5834-2897
以上
連絡先
環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8231
- 室長
- 黒部 一隆
- 室長補佐
- 長岡 千恵
- 係長
- 丹野 雄太
- 担当
- 池田 征広