報道発表資料
2024年03月25日
- 保健対策
ぐぐるプロジェクトフォーラム in 福島の動画の公開について~地元の関係者とともに今後のぐぐるを考える~
- 環境省は、令和5年度のぐぐるプロジェクト※1の活動を総括するため、令和6年2月29日(木)に「ぐぐるプロジェクトフォーラム」をとうほう・みんなの文化センター(福島県福島市)にて開催しました。
- 第1部では、ラジエーションカレッジ※2の優秀賞を受賞した4名を表彰しました。第2部では、落語家の桂三四郎氏の司会のもと、大阪大学の大竹文雄特任教授をはじめ、福島県の観光・医療・農業の有識者と「ぐぐるプロジェクトのあり方を考える」をテーマに議論を行いました。
- 当日のイベント内容を動画にまとめ、本日、ぐぐるプロジェクト公式YouTube上に掲載しました。 https://www.youtube.com/@guguru_project
※1 学び・知をつむぐ、人・町・組織をつなぐ、自分ごととしてつたわる、ことで放射線の健康影響にかかる誤解から生じる差別・偏見を払拭する取組。
※2 ラジエーションカレッジとは、放射線の健康影響にかかる情報を読み解く力と風評に惑わされない判断力を身につけ、人を傷つけることのない人材を育成する場です。
■詳細
令和6年2月29日(木)に「ぐぐるプロジェクトフォーラム in 福島」を開催しました。
第1部では、ラジエーションカレッジで作品を募集した5部門において32作品、54名の応募の中から優秀賞を受賞した4名を表彰しました。
・プレゼン部門
(プレゼン) :該当者なし
(フリースタイル) :高橋彩乃(会社員)
・グラフィックアーツ部門 :山本悠生(東北福祉大学)
・ショート動画部門 :武木田樹、今井那々羽、吉野潤、北田直也
(ビジュアルアーツ専門学校)
・ドラマ企画部門 :安藤未菜美(慶應義塾大学)
すべての作品を審査いただいた坪倉主任教授(福島県立医科大学)からは、震災当時、福島の方へ向けて正しい情報を発信する活動をしていたが、今回は作品を通じて福島から情報を発信し、県外の方をはっとさせるような作品が多かったと総評をいただきました。
第2部では、「ぐぐるプロジェクトのあり方を考える」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
(1)福島の今について
小谷氏(福島県助産師会 会長)、関氏(ななくさ農園、有機農業)、守岡氏(福島県観光物産協会 理事長)より、震災当時の状況と、福島の今について、これまでのご経験や思いを率直にお話しいただきました。福島県内の小中学校で放射線に関する授業を行っている坪倉主任教授からは、震災・事故を経験していない世代にも、放射線の正しい知識と安全を守るという共通の認識を持ってもらうために、周りの人からも当時のことを伝承してほしいと述べていただきました。
(2)ぐぐるプロジェクトの今後のあり方について
大竹特任教授(大阪大学感染症総合教育研究拠点 副拠点長・特任教授)からは、これまでの調査で、行動経済学的手法を取り入れた情報提示の改善により、効果的な情報発信につながることが分かっているものの、未だ誤解している方の割合に変化がない理由の一つとして、正しい情報が国民にまだ届いていないのではないかとの指摘がありました。
ぐぐるプロジェクトでは、このような大竹特任教授の御指摘を踏まえ、積極的な広報活動を展開し、正しい知識や正しい情報の発信を今後も進めてまいります。ぐぐるプロジェクトフォーラムの詳細は本日、ぐぐるプロジェクト公式YouTubeチャンネルにて公開の動画を御覧ください。
第1部では、ラジエーションカレッジで作品を募集した5部門において32作品、54名の応募の中から優秀賞を受賞した4名を表彰しました。

・プレゼン部門
(プレゼン) :該当者なし
(フリースタイル) :高橋彩乃(会社員)
・グラフィックアーツ部門 :山本悠生(東北福祉大学)
・ショート動画部門 :武木田樹、今井那々羽、吉野潤、北田直也
(ビジュアルアーツ専門学校)
・ドラマ企画部門 :安藤未菜美(慶應義塾大学)
すべての作品を審査いただいた坪倉主任教授(福島県立医科大学)からは、震災当時、福島の方へ向けて正しい情報を発信する活動をしていたが、今回は作品を通じて福島から情報を発信し、県外の方をはっとさせるような作品が多かったと総評をいただきました。
第2部では、「ぐぐるプロジェクトのあり方を考える」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
(1)福島の今について

小谷氏(福島県助産師会 会長)、関氏(ななくさ農園、有機農業)、守岡氏(福島県観光物産協会 理事長)より、震災当時の状況と、福島の今について、これまでのご経験や思いを率直にお話しいただきました。福島県内の小中学校で放射線に関する授業を行っている坪倉主任教授からは、震災・事故を経験していない世代にも、放射線の正しい知識と安全を守るという共通の認識を持ってもらうために、周りの人からも当時のことを伝承してほしいと述べていただきました。
(2)ぐぐるプロジェクトの今後のあり方について

大竹特任教授(大阪大学感染症総合教育研究拠点 副拠点長・特任教授)からは、これまでの調査で、行動経済学的手法を取り入れた情報提示の改善により、効果的な情報発信につながることが分かっているものの、未だ誤解している方の割合に変化がない理由の一つとして、正しい情報が国民にまだ届いていないのではないかとの指摘がありました。
ぐぐるプロジェクトでは、このような大竹特任教授の御指摘を踏まえ、積極的な広報活動を展開し、正しい知識や正しい情報の発信を今後も進めてまいります。ぐぐるプロジェクトフォーラムの詳細は本日、ぐぐるプロジェクト公式YouTubeチャンネルにて公開の動画を御覧ください。
関連ページ
【ぐぐるプロジェクト公式YouTubeチャンネル】https://www.youtube.com/@guguru_project

【ぐぐるプロジェクト公式ホームページ】
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/portal/communicate/

連絡先
環境省 大臣官房環境保健部 放射線健康管理担当参事官室
- 代表
- 03-3581-3351
- 参事官
- 海老名 英治
- 担当
- 岩本 美鶴