報道発表資料

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2024年03月22日
  • 地球環境

第1回「くらしの10年ロードマップ」の取組実施状況に関する消費者アンケート調査の結果について

 「くらしの 10 年ロードマップ」の取組実施状況に関する消費者アンケート調査(第1回)を実施し、その結果をまとめました。
 衣食住・職・移動・買物における36項目の取組について、既に導入・実践している割合は76.1%から2.2%と大きく幅があり、導入・実践に至っていない理由(認知・意欲の段階)も項目毎に大きく異なることが分かりました。
 今回の調査結果(各項目の特徴)も踏まえ、「くらしの10年ロードマップ」に基づく有効な対策・取組を展開し、国民・消費者の行動変容・ライフスタイル転換と新しい豊かな暮らしの実現に邁進していきます。

1.背景・目的

 2050年カーボンニュートラル及び2030年度温室効果ガス削減目標等の達成に向けて、政府では新しい国民運動「デコ活」を推進しており、「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」(令和5年6月16日閣議決定)に基づき、1,100を超える企業・自治体・団体等が参画する官民連携協議会(デコ活応援団)において、令和6年2月16日に「くらしの10年ロードマップ」を策定しました。
 本ロードマップの進捗把握のため、消費者の取組実施状況に関するアンケートを実施しました。

2.「くらしの10年ロードマップ」の取組実施状況に関する消費者アンケート調査(第1回)概要

〇実施形式:インターネット調査
〇サンプル数:6,500(全国成人男女にて地域・年代別に人口動態に即した形で割付)
〇調査内容:「くらし10年ロードマップ」における7分野(【住(外)】【住(内)】【衣】【買・食】【職】【移】【基盤】)の取組に関する認知、意欲、導入・実践の状況
〇調査日時:令和6年2月21日(水)~同年2月23日(金) 

3.調査結果のポイント(調査結果の詳細は別紙参照)

○衣食住・職・移動・買物の36項目で、既に導入・実践している割合は76.1%~2.2%と大きく幅がある
○また、導入・実践に至らないケースを見ても、項目によって以下の各段階の割合にバラつき
 ①そもそも知らない(不知)
 ②知っていても意欲が湧かない(認知どまり)
 ③意欲はあるが実践に壁(意欲どまり)
○各項目の特徴を的確に捉え、
 ➢不知の割合が高い分野→日常接点も活用した周知・普及
 ➢認知どまりの割合が高い分野→メリットや意義の訴求
 ➢意欲どまりの割合が高い分野→実際上の障壁を取り除くサービスや支援の提供
 ➢導入・実践の割合が高い分野→更なる導入・実践に向けて上記のアプローチなど、ロードマップに基づき最適な打ち手・仕掛けを講じることが有効

連絡先

環境省地球環境局デコ活応援隊(脱炭素ライフスタイル推進室)
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8341
隊長
井上 雄祐
副長
井上 昇
隊長補佐
金井 大樹
主査
岩本 良
隊士
野口 雄太