報道発表資料

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2026年02月12日
  • 保健対策

化学物質、廃棄物及び汚染に関する政府間科学・政策パネル(ISP-CWP)総会第1回会合の結果報告について

1. 化学物質、廃棄物及び汚染に関する政府間科学・政策パネル(ISP-CWP)総会第1回会合が、2026年2月2日から同年2月6日まで開催されました。
 
2. 今次会合では、総会の議長を始めとするビューローの選出が行われたほか、ISP-CWPの総会の手続規則が議論されました。
 
3. 手続規則について最終化に至らず、今後、再開会合を開催し議論を継続する予定です。
 
4. ISP-CWPは、科学と政策の連携を強化し、化学物質及び廃棄物の健全な管理並びに汚染防止に貢献することを目的に2025年6月に設立された政府間組織で、気候変動分野でのIPCCや生物多様性分野でのIPBESに類する、化学物質・廃棄物・汚染分野の新たな政府間科学・政策パネルです。

■ 背景

 2022年2~3月にケニア共和国・ナイロビで開催された第5回国連環境総会再開セッション(UNEA5.2)において、スイス連邦等が提出した決議案を基にした「化学物質・廃棄物の適正管理への更なる貢献及び汚染の防止のための科学・政策パネル」の設立に向けて、公開作業部会を設置し、2024年末までの議論完了を目標として検討を進めることを含む決議(UNEA5/8)が採択されました。また、公開作業部会(OEWG)における設立提案の最終化を受けて、国連環境計画(UNEP)事務局長は本パネルの設立を検討するための政府間会合を開催することとされました。
 2022年10月からの公開作業部会での議論を経て、2025年6月19日及び20日にウルグアイ東方共和国のプンタデルエステにおいて開催された政府間会合においては、直前に開催された第3回公開作業部会再開会合(OEWG3.2)における設立提案の最終化を受けて議論が行われ、新たなパネル「化学物質、廃棄物及び汚染に関する政府間科学・政策パネル(ISP-CWP: Intergovernmental Science-policy Panel on Chemicals, Waste and Pollution)」が設立されました。今回が設立後の初めての総会となります。

■ 会合の概要

・ 開催期間:2026年2月2日~ 同年2月6日
・ 開催場所:ジュネーブ(スイス連邦)
・ 主催:国連環境計画(UNEP)
・ 出席者:各国政府代表、関係国際機関、産業界、非政府機関等

■ 会合の主な結果

(1)ビューロー(議長及び副議長)の選出
 東欧地域を除く国連4地域から2名ずつビューローが選出されました(チリのビューローが議長、その他が副議長として選出)。

(2)ISP-CWPの総会の手続規則
 手続規則については、ビューローのメンバーシップと運用(セクション8)、意思決定(セクション11)等の一部の規則については合意ができましたが、それ以外の規則には未合意となりました。

■ 今後の予定

 次回会合は、今次会合の再開会合として開催予定で、引き続き、今次会合で合意とならなかった手続規則をはじめとする内容を議論予定です。日程や開催地等については、加盟国と協議の上でビューローが決定することとなりました。
 我が国としては、学際的専門家委員会(IEC)の立ち上げ、作業計画の策定をはじめとするパネル活動開始に向けて、引き続き貢献していきます。

■ 参考URL

化学物質、廃棄物及び汚染に関する政府間科学・政策パネル(ISP-CWP):環境省ウェブサイト
https://www.env.go.jp/chemi/isp-cwp/index.html

化学物質、廃棄物及び汚染に関する政府間科学・政策パネル(ISP-CWP)総会第1回会合:UNEP ウェブサイト
https://www.unep.org/isp-cwp/plenary/session-1

連絡先

環境省大臣官房環境保健部化学物質安全課水銀・化学物質国際室
代表
03-3581-3351
直通
03-5521-8260
室長
高木 恒輝
室長補佐
村田 貴朗
担当
島嵜 はるか